クチュマキックとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > クチュマキックの意味・解説 

クチュマキック

(クチュマキク から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/10 09:38 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

クチュマキッククチュマキク)(Cuchumaquic) は、マヤ神話の『ポポル・ヴフ』に登場する冥界シバルバーの貴人。イシュキックの父。

フン・フンアフプーが冥神フン・カメーとヴクブ・カメーの姦計によって殺された後、切られた首が木に吊されると木の実に変わり、側を通りかかったイシュキックの手に唾をかけ、自分の子を産みなさいといった。未婚の身で妊娠したイシュキックを見咎めたクチュマキックは、たちを呼んで娘の抹殺を命じた。梟がイシュキックを誘い出すと、イシュキックは彼らの企みに気付いて命乞いをした。すると梟は彼女がかわいそうになり、地上へ逃げるのを許した。それから真っ赤な草の汁が固まった物を持ち帰って、イシュキックの心臓だといってクチュマキックに見せた。




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「クチュマキック」の関連用語

クチュマキックのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



クチュマキックのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのクチュマキック (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS