ガラスマオの滝とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > ガラスマオの滝の意味・解説 

ガラスマオ‐の‐たき【ガラスマオの滝】


ガラスマオの滝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/03 14:14 UTC 版)

ガラスマオの滝
所在地 パラオ共和国ガラスマオ州
位置 北緯7度35分28.6秒 東経134度35分36.2秒 / 北緯7.591278度 東経134.593389度 / 7.591278; 134.593389座標: 北緯7度35分28.6秒 東経134度35分36.2秒 / 北緯7.591278度 東経134.593389度 / 7.591278; 134.593389
落差 30 m
滝幅 37 m
プロジェクト 地形
テンプレートを表示

ガラスマオの滝(ガラスマオのたき。英語、Ngardmau Waterfalls)は、太平洋に位置するパラオ諸島を構成する島の1つであるバベルダオブ島北西部に存在する瀑布である。

地理

ガラスマオの滝のおおよその位置。

バベルダオブ島内にはガスパンの滝のように他にも瀑布が存在するものの、ガラスマオの滝は島内最大の瀑布であるばかりか、パラオ共和国においても最大の瀑布である[1]。ガラスマオの滝は、同国における最高峰であるゲルチェレチュース山の近くに存在しており、その落差は約30 mで、幅は約37 mである[2]

交通

ガラスマオの滝周辺へ来る手段は基本的に徒歩であり、大人の足で約40 分程度の行程である[3]。従来はコロールから最寄の港までボートで渡った上で、そこから徒歩で来るという行程が一般的であった。しかし、2007年にバベルダオブ島を1周する舗装された周回道路のコンパクト・ロードが開通したことにより、自動車で滝へのトレッキング開始地点へと来る事が容易となり、以降はこちらが主要な行程となっている[3]。なお、日本統治時代には鉄道もあったものの、それは廃線となっており、当時の蒸気機関車なども放置されており、この当時あった神社も廃墟となっている[2]

伝説

伝説では、昔、森の中からやって来た巨大で1つ目のウナギが魔力を持っていたため、ガラスマオの人々はそれを神と崇めていた。ウナギは横たわって眠ると2度と目覚めず、時が経ち川へと姿を変え、頭が滝に変わったと言われている[2]

脚注

  1. ^ ガラスマオの滝”. パラオ政府観光局. 2013年11月24日閲覧。
  2. ^ a b c Waterfall” (英語). Ngardmau State Government. 2013年11月24日閲覧。
  3. ^ a b ダイヤモンド・ビッグ社 2007, pp. 58–59.

参考文献



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ガラスマオの滝」の関連用語

ガラスマオの滝のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ガラスマオの滝のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのガラスマオの滝 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS