オーギュスタン・パジューとは? わかりやすく解説

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オーギュスタン・パジュー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 05:12 UTC 版)

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オーギュスタン・パジュー
Augustin Pajou
生誕 1730年9月19日
フランス王国パリ
死没 1809年5月8日
フランス帝国パリ

オーギュスタン・パジュー(Augustin Pajou、1730年9月19日 - 1809年5月8日)はフランスの彫刻家である。新古典派の彫刻家の一人である。

略歴

パリの大工、木掘職人の息子に生まれ、14歳から、王立絵画彫刻アカデミーの学生になり、ジャン=バティスト・ルモワーヌ(Jean-Baptiste Lemoyne: 1704-1778)に学んだ。18歳の時、ローマ賞を受賞し、数年間ローマに留学した。

帰国後も国王ルイ15世デュ・バリー夫人の支援を受け、多くの有力者の胸像を制作し、ヴェルサイユ宮殿王室歌劇場の室内装飾彫刻の仕事もした。

1759年に王立絵画彫刻アカデミーの会員に推挙され、翌年「ケルベロスを従えるプルートー」の作品を提出し、会員となった。この作品は現在、ルーブル美術館に収蔵されている。アカデミーの彫刻の教授に任命され、1766年に学長になった。

フランス革命の間はモンペリエで過ごし、美術品の保全に尽力した。

1761年に彫刻家クロードルーミエ(Claude Roumier)の娘と結婚した。息子のジャック・オーギュスタン・カトリーヌ・パジュー(Jacques Augustin Catherine Pajou: 1766-1828)は学生だったフランス革命中は、パリ芸術家中隊(Compagnie des arts de Paris)に参加し、後に画家になった。

作品

パジューに学んだ学生

参考文献

  • Philippe Cachau, Les décors de l'hôtel de Voyer d'Argenson, dit Chancellerie d'Orléans (1765-1772). Recherche et analyse des trois pièces sur le jardin du Palais-Royal, étude pour le World Monuments Fund Europe, Paris, 2013.
  • Philippe Cachau, Le château des Ormes, service de l'Inventaire de Poitou-Charentes, Geste éditions, coll. « Parcours du Patrimoine », 2013.
  • James David Draper et Guilhem Scherf, Pajou. Sculpteur du Roi 1730-1809, Paris, Éditions de la Réunion des musées nationaux, 1997. — Catalogue d'exposition. Paris, musée du Louvre, du 20 octobre 1997 au 19 janvier 1998, New York, The Metropolitan Museum of Art, du 26 février au du 24 mai 1998.
  • Guilhem Scherf (dir.), Augustin Pajou et ses contemporains, Paris, Louvre/La documentation française, 1999, 624 p. (ISBN 2-11-004393-8).
  • Luc Vezin, « Les belles de Pajou », Beaux-Arts, n°162, novembre 1997, pp. 64 à 69.



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