オリガ・グレボヴナとは? わかりやすく解説

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オリガ・グレボヴナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 17:55 UTC 版)

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オリガ・グレボヴナ
Ольга Глебовна

称号 クルスク公
出生 12世紀
配偶者 クルスク公フセヴォロド・スヴャトスラヴィチ
子女 スヴャトスラフ
家名 リューリク家
父親 ペレヤスラヴリ公グレプ
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オリガ・グレボヴナロシア語: Ольга Глебовна、生没年不明)は、12世紀後半のクルスク公妃(フセヴォロド・スヴャトスラヴィチの妻)である。ペレヤスラヴリ公グレプの娘。

オリガは1154年以降に、クルスク公トルブチェフスク公のフセヴォロドと結婚した。『イーゴリ軍記』中では父称で呼ばれ、夫のフセヴォロドが、ポロヴェツ族との戦闘において、富や地位、故郷、そして愛しのグレボヴナをも忘れて奮迅している様を『イーゴリ軍記』の語り手が賞賛する場面がある[1]

フセヴォロドとの結婚において、後のトルブチェフスク公スヴャトスラフを産んだ[注 1]

脚注

注釈

  1. ^ フセヴォロドとの間の子はチェルニゴフ公ミハイルであるという説もある。

出典

  1. ^ 中村喜和訳 『イーゴリ軍記』 //『ロシア中世物語集』p212

参考文献

  • Творогов О. В. На ком были женаты Игорь и Всеволод Святославичи? // ТОДРЛ. 1993. Т. 48. С. 48—51.
  • Славянская энциклопедия. Киевская Русь — Московия: в 2 т. / Автор-составитель В. В. Богуславский. — М.: ОЛМА-ПРЕСС, 2001. — Т. 2.
  • 中村喜和 訳 『イーゴリ軍記』 // 中村喜和編 『ロシア中世物語集』 筑摩書房、1985年



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