エタール射とは? わかりやすく解説

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エタール射

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/10/24 22:39 UTC 版)

エタール射(エタールしゃ、étale morphism)とは、数学において有限型スキーム間の平坦かつ不分岐なのこと。

不分岐

を体 k 上の有限型スキーム間の射とする。X の任意の点 xY の点 y=f(x) にたいして、

  • k(x)k(y) の分離代数拡大。

が成り立つこと。ただし、x での局所環 および k(x) はその極大イデアルおよび剰余体である。

平坦

可換環論における平坦性の概念は前提とする。上記の記号を流用し

F 加群層とする。FY 上平坦とは、任意のxに対し が平坦 加群になることをいう。F として をとって XY 上の平坦性が定義される。

同値な定義

類体論と不分岐の対応

関連項目




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