大自在天
(イーシュバラ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/30 09:56 UTC 版)
大自在天(だいじざいてん、梵:महेश्वर、Maheśvara、マヘーシュヴァラ、音写:摩醯首羅、まけいしゅら)は、ヒンドゥー教のシヴァ神の仏教における姿である。自在天外道の主尊とされる。妻は烏摩妃(パールヴァティー)。
- ^ 『入大乗論』の所説。(名字雖同、而人非一。有浄居摩醯首羅、有毘舎闍摩醯首羅。)
- ^ 『仏説大自在天子因地経』の所説。(爾時世尊告目連曰。彼大自在天所生此身甚為希有。彼從梵天下降人間。時寒林中有餓女鬼。名曰幻化。彼與鬼交鬼即有娠。彼即託生在鬼腹内。後乃生身。面有三目。身有光明。)
- ^ 『仏説大自在天子因地経』の所説。(天人之衆見彼梵天。具其五頭内一醜惡。衆懷驚恐心生熱惱。告大自在天。可能為我截去彼頭。大自在天告天衆曰。若截彼頭令我獲得殺梵天罪。天衆復言。如有過罪我等分受。時大自在天許之言得。尋即自變為大鷹身。以其手爪摘去一頭。是故大自在天。於其手中持梵天頭。一切天人婆羅門衆普遍皆知。)
- ^ 大宮司朗『呪術・霊符の秘儀秘伝 増補版』2010年、ビイング・ネット・プレス、216頁。
- ^ 摩羅とも表記する。悪魔の意。
- イーシュバラのページへのリンク