イーグル・エア_(アイスランド_1976年)とは? わかりやすく解説

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イーグル・エア (アイスランド 1976年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/03/29 06:30 UTC 版)

イーグル・エア・オブ・アイスランド
Arnarflug
設立 1976年4月10日 (1976-04-10)
運航開始 1976年6月 (1976-06)
本拠地 レイキャヴィーク
代表者
  • ヘルズゥル・エイナルソン
  • Kristinn Sigtryggsson

イーグル・エア・オブ・アイスランドアイスランド語: Arnarflug, 英語: Eagle Air of Iceland)は、かつて存在したアイスランド航空会社である。

歴史

イーグル・エア・オブ・アイスランドは運航停止となったエア・バイキングの元従業員が中心となり、1976年4月10日に設立された。

当初は国際チャーター便の運航やサブチャーターを業務としていた。1976年6月にスペインにチャーター便を運航したのが最初の運航となり[1]、以降、ヨーロッパ各地にチャーター便の運航を行った。

アイスランドへの観光客が減少する冬季にはチャーター便の需要も低下することから、チャーター便の運航のみでは経営上も問題があり、その後同社は業務内容を拡大していった[2]。1979年には運航を停止した別の航空会社の路線権を継承する形で、レイキャヴィークからアイスランド西部各地への定期路線の運航を開始した。1981年にはボーイング737機を導入して国際定期路線の運航を開始、アイスランドからアムステルダム、デュッセルドルフ、チューリッヒなどへの路線を運航した。1982年3月には貨物航空会社のイースカーゴ(Íscargo)を買収、貨物便の運航も行った。

しかし1980年代後半から業績が低迷し、1990年8月には運航が停止された。運航路線はアイスランド航空が暫定的に運航していたが、11月には正式に路線認可がアイスランド航空に移された[3]。国内線会社は別の会社と合併し、Íslandsflugとなった。

機材

当初、国際線機材は旧エア・バイキング機などボーイング727が中心であったが、1980年以降ボーイング707ボーイング737[4]を購入やリースにより入手し、運用していた。

脚注

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  1. ^ Arnarflug fór fyrstu ferðina fyrir Sunnu til Malaga”, Morgunblaðið, 63. árgangur 122. tölublað(9 Júní 1976).
  2. ^ Günter G. Endres, “Eagle Air of Iceland”, AIR pictorial, 43:1(January 1981), p. 8.
  3. ^ “Eagle Air finally grounded”, Country Report Denmark, Iceland, No1 1991, pp. 28-29.
  4. ^ “BRIEFS”, The New York Times, Vol. 130 No. 44,794(December 11, 1980), LATE CITY EDITION, D5.



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