イナズマアンカー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/03/11 01:52 UTC 版)
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イナズマアンカーボルト偏心アンカーボルト(英語:Deflective anchor bolt)とは、埋込み部と接続部が偏心しているアンカーボルトのこと。
特徴
- 形状は、T型、S型、TS型、TSW型がある。
- 太さは、M12、M16、M20、M22、M24などがある。
- 材質は、SS400、SUS304がある。
主な用途
鉄筋に遭遇したとき、取付位置を変えずに施工できる接着系あと施工アンカーボルトである。
イナズマアンカー工法
イナズマアンカー工法とは、接着系あと施工アンカーの分野において、偏心アンカボルトを使用し、躯体中の鉄筋を躱す工法である。
新規性
機器取付ネジ部直下でコンクリート内部鉄筋との干渉が予想される時、取付位置を変えずに施工できる新工法である。
適用箇所
機器取付ネジ部直下でコンクリート内部鉄筋との干渉が予想される時、取付位置を変えずに施工できる新工法である。 鉄筋コンクリート基礎に、機械設備設置のための底面部や横面部の固定及びコンクリート母材への懸架物の支持・固定に使用する。
活用の効果
比較対象(従来技術):ストレートアンカー工法 | |
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活用の効果 | ●経済性:従来施工費の1/4 ●工程:従来工期の1/14 ●品質:同程度以上 ●安全性:同程度以上 ●施工性:向上 ●周辺環境への影響:向上 |
関連項目
外部リンク
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