イソシアン酸フッ素とは? わかりやすく解説

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イソシアン酸フッ素

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/06/27 14:40 UTC 版)

イソシアン酸フッ素
特性
化学式 CFNO
モル質量 61.02 g mol−1
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

イソシアン酸フッ素 (fluorine isocyanate ,FNCO) はフッ素イソシアン酸からなる化合物である。アルゴン中で、FCON3 (fluorocarbonyl azide) の紫外線分解によって生成することが確認されている[1]

異性体

FNCO・FOCN (fluorine cyanate)・FCNO (fluorine fulminate)・FONC (fluorine isofulminate) の4種の異性体があるが、実験的に存在が確認されているのはFNCOのみである[2]

脚注

  1. ^ Durig, James R and Zhou, Xiaohua and Durig, Nicole E and Nguyen, Diepngan and Durig, Douglas T (2009). “Vibrational spectra and structural parameters of some XNCO and XOCN (X= H, F, Cl, Br) molecules”. Journal of Molecular Structure 917 (1): 37-51. 
  2. ^ Rodriguez-Betancourtt, V-M and Quezada-Navarro, V-M and Neff, M and Rauhut, G (2011). “Anharmonic frequencies of [F, C, N, X] isomers (X= O, S) obtained from explicitly correlated coupled-cluster calculations”. Chemical Physics 387 (1): 1-4. 



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