イ・ギルウ
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基本情報 | |
---|---|
本名 | イ・ギルウ |
国籍 | ![]() |
生年月日 | 1983年2月19日(42歳) |
出身地 | ソウル |
所属 | チームボッセ |
身長 | 174 cm |
体重 | 65.77 kg |
階級 | フェザー級 |
イ・ギルウ(Kil Woo Lee、1993年2月19日 - )は、韓国の男性元総合格闘家。ソウル出身。チームボッセ所属。元ROAD FCフェザー級王者。
来歴
1. 幼少期からの難病との闘い
- 生まれつき 気道(後頭部)に腫瘍があり、25回にも及ぶ手術を受けていた。これにより十分な呼吸が難しく、格闘技選手としては重大なハンディキャップだった。
2. 格闘技への転向とプロデビュー
- もともとは趣味で武術を学んでいたことがきっかけで、ボクシングやキックボクシングを習い始め、才能が開花した。
- 2009年ごろからチームに参加し、2010年7月、SRCアジア Vol.1でプロデビュー戦。相手を1ラウンド・10秒のKO勝ち。
3. ロードFCでのリザーブマッチからチャンピオンへ
- 悪戦苦闘が続いたが、2013年4月に1年9ヶ月ぶりにロードFCに復帰。出場予定の選手の代替としてトーナメントに参加し、リザーブマッチ》準優勝を経て決勝進出し、タイトルに挑戦した。
- **同年6月22日・ロードFC 12大会(チャンピオン決定戦)**では、相手のソン・ミンジョン(송민종)に判定で勝利し、バンタム級王者に輝いた。
5. 現在の活動
- チャンピオンとなった後は、韓国・ソウルの홍대입구(弘大入口)近くにある道場「사비MMA」を設立し、コーチとして後進の指導にあたっている
人物
イ・ギルウ選手は、幼少期から喉にポリープが繰り返しできる難病と戦いながら、総合格闘技の道を歩んいた。そのため、試合間隔が空くこともあったが、持ち前の精神力と努力で数々の試合を戦い抜いた。また、ソウルのホンデ地区にあるジム「Ssabi MMA」を共同運営し、韓国MMA界の発展にも貢献している
戦績
プロ総合格闘技
総合格闘技 戦績 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
11 試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
5 勝 | 2 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 |
6 敗 | 2 | 2 | 2 | 0 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
○ | 朝倉未来 | 5分3R終了 判定3-0 | ROAD FC 043 | 2017年10月28日 |
× | イ・ユンジュン | 1R 3:40 KO(右ハイキック→パウンド) | ROAD FC 020 | 2014年12月14日 |
○ | ソン・ミンジョン | 5分3R終了 判定3-0 | ROAD FC 012 【ROAD FCフェザー級タイトルマッチ】 |
2013年6月22日 |
○ | ムン・ジェフン | 1R 2:32 TKO(パウンド) | ROAD FC 011 | 2013年4月13日 |
○ | チョン・ギホン | 5分2R終了 判定3-0 | ROAD FC 011 | 2013年4月13日 |
× | 釜谷真 | 5分3R終了 判定0-3 | DEEP OSAKA IMPACT 2012 | 2012年9月29日 |
× | カン・ギョンホ | 1R 0:52 TKO(コーナーストップ) | ROAD FC 3: Explosion | 2011年7月24日 |
× | ミン・ジョンソン | 5分3R終了 判定0-3 | KF-1 MMA Warld Competition | 2011年4月30日 |
× | 石渡伸太郎 | 1R 2:20 フロントチョーク | SRC14 【バンタム級ASIAトーナメント2010 2回戦】 |
2010年8月22日 |
○ | 種市彩人 | 1R 0:10 KO(パンチ) | SRC Asia vol.1 【バンタム級ASIAトーナメント2010 1回戦】 |
2010年7月4日 |
× | ジェ・ヒョンソ | 1R 1:52 リアネイキドチョーク | 戦国 - Gold Rush Korea | 2009年3月11日 |
獲得タイトル
朝倉未来について
4. 朝倉未来戦とその後の評価
- 2017年10月、ロードFCでの朝倉未来戦は、1ラウンドから鋭いパンチでダウンを奪うなど。
- 試合後、朝倉選手が「今までダウンをとられたのは初めてで、どう戦ったか覚えていない」と語るほど印象的な内容だったと言われている。
- この勝利は、ファンやメディアの間で語り草となり、イ・ギルウ選手の実力と格を示す名勝負として広く認知されている
出典
RIZINにも参戦しており、日本のファンにも知られるようになった[1]
戦績の詳細は各ファイター統計ページに掲載されている[2][3][4]。
関連項目
脚注
外部リンク
- イギルウのページへのリンク