アンスヴァルト (水上機母艦)とは? わかりやすく解説

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アンスヴァルト (水上機母艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/03 01:13 UTC 版)

アンスヴァルト
水上機母艦時代のアンスヴァルト
基本情報
船種 貨客船
水上機母艦
所有者 HBALドイツ語版
ドイツ帝国海軍
W.R. スミス
建造所 ブレーマー・フルカン造船所
改名 1921年: ヴァルカン・シティ
経歴
進水 1909年9月
就航 1909年12月
終航 1933年
最後 1933年解体
要目
トン数 5,401 t
全長 127.9 m
全幅 16.6 m
喫水 7.4 m
主機関 2気筒複式往復動機関×2
出力 2,600 hp
速力  11 kt
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アンスヴァルトドイツ語: Answald)はドイツ海軍初の水上機母艦で、また水雷艇母艦も兼ねていた。前身は1909年進水のハンブルク・ブレマー・アフリカ汽船の貨客船。

艦歴

1914年にダンチヒにて改装工事が行われ、船橋前部と後甲板に水上機各1機収容の格納庫が設けられた。加えて、格納庫上に1機、船内に分解して3機搭載可能であった。搭載機はフリードリッヒスハーフェン水上機(FF29からFF64まで)であった。第一次世界大戦に参加し、戦後はイギリス商船ヴァルカン・シティとなった。1933年に解体された。

要目

  • トン数 5401総トン
  • 排水量 13200トン(満載)
  • 機関 レシプロ2基、2800馬力、2軸
  • 速力 11ノット
  • 兵装 8.8cm高角砲2門

参考文献

  • 瀬名堯彦、『仏独伊 幻の空母建造計画 知られざる欧州三国海軍の画策』、潮書房光人社、2016年、ISBN 978-4-7698-2935-5


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