アルベール・ダルク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/13 00:17 UTC 版)
アルベール・ダルク Albert Darcq |
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Édouard-Joseph Boldoduc による肖像画
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誕生日 | 1848年9月8日 |
出生地 | フランス、リール |
死没年 | 1895年3月8日 (46歳没) |
死没地 | フランス、リール |
アルベール・ダルク(Albert Darcq、Albert Darcyとも[1]、1848年9月8日 - 1895年3月8日)は、フランスの彫刻家である[2]。フランス北部の都市、リールで活躍した。
略歴
ベルギーと国境を接するフランス北部の都市、リールで生まれた。リールの美術学校(École des beaux-arts de Lille)で画家のアルフォンス・コラに学んだ後、パリに出てパリ国立高等美術学校で、彫刻家のピエール=ジュール・カヴァリエに学んだ。1874年から1892年まで、毎年パリのサロンに作品を出展した。1881年にサロンで3等のメダルを受賞した。
1875年からリールの美術学校で教え始め、ダルクの教えた学生にはエドガー・ブートリー(Edgar Boutry: 1857-1938)やイポリット・ルフェーブル(Hippolyte Lefèbvre: 1863-1935)がいる。1886年に、リールの彫刻美術館 の館長に任じられ1895年まで館長を務めた。
リールで多くの公的な注文を受けてモニュメントを制作した。園芸協会会長のシャルル・オーギュスト・ラモー(Charles Auguste Rameau: 1795- 1876)から遺贈された資金で1879年に完成した展示場であるラモー宮殿(Palais Rameau)の装飾彫刻などを制作し、リール宮殿美術館などに作品は収蔵されている[3]。教育功労章を受勲した。
作品
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休息する死神 (1882)
リール宮殿美術館 -
ラモー宮殿装飾
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Portrait d'Et. Bertrand
リール宮殿美術館
参考文献
- ^ Dictionnaire Bénézit.
- ^ Louis Trenard および Yves-Marie Hilaire, Histoire de Lille : Du XIXe siècle au seuil du XXIe siècle, Perrin, , 539 p. (ISBN 978-2-262-01579-4), p. 164
- ^ Nécrologie, Revue de l'architecture et de la construction dans le Nord, mars 1895, p. 36.
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