アフロ・ロックとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > アフロ・ロックの意味・解説 

アフロ・ロック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/06 15:25 UTC 版)

アフロ・ロック
Afro rock
様式的起源 ロック、アフリカ音楽
文化的起源 1960年代後半
テンプレートを表示

アフロ・ロック (Afro rock) は、1960年代後半から1970年代初頭に、レミ・カバカ[1]、モノモノ[2]オシビサ[3]、BLO [4]などによって開拓された音楽のジャンルである。

概要

西洋の弦楽器エレクトリック・ギターやベース)や、ギターエフェクトを多用するスタイルとなっている。このジャンルは、シンセサイザーオルガンなどの楽器に重点を置いた、西洋の和音の構造と進行(主にマイナー)に基づいている。音楽のリズム・セクションは西洋のトラップ・セットだが、他の特徴的なアフリカおよびアフロ・キューバンの音楽要素は、異なるリズム・セクション(コンガ、クラベス、シェケル、ベル、笛など)によるものである。ヴォーカル・スタイルは、アフリカ言語と、アメリカ、イギリス英語の誘導になっている。他のバンドにアサガイ[5]やデーモン・ファズ[6]らがいた。

主なアフロ・ロック・バンド

  • アサガイ (Assagai)
  • オシビサ (Osibisa)
  • ラファイエット・アフロ・ロック・バンド
  • デーモン・ファズ (Demon Fuzz)
  • アーバン・シャーマンズ (Urban Shamans)
  • クレイロックス (Clayrocksu)
  • サード・ワールド (Third World) 、ジャマイカのバンドとは異なる。※アルバム『Aiye-Keta』を発表したレミ・カバカ、アブドゥル・ラシシ・アマオ、スティーヴ・ウィンウッドによる3ピース・バンド
  • アフロソニックス (Afrosonics) [7]

脚注

  1. ^ ナイジェリアのバンド
  2. ^ ナイジェリアで71年に結成されたバンド
  3. ^ [The Official OSIBISA Website - https://www.osibisa.co.uk オシビサ オフィシャル]2021年2月6日閲覧
  4. ^ バークレー・ジョーンズ、ラウル・エイキンス、マイク・オドゥモスら
  5. ^ ドゥドゥ・プクワナが在籍したグループ
  6. ^ ファンクというよりも、ジミ・ヘンドリックス直系のサイケデリック・ロック路線のバンドである
  7. ^ ※アフロ・インディーの8人組バンドで、アイダホ州ボイジーに拠点を置いている

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  アフロ・ロックのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アフロ・ロック」の関連用語

アフロ・ロックのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アフロ・ロックのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアフロ・ロック (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS