アダム・オンドラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/01 01:24 UTC 版)
アダム・オンドラ(Adam Ondra、1993年2月5日 - )は、チェコ出身のスポーツクライマー、フリークライマー。身長185cm、体重68kg。岩場のフリークライミング、人工壁のスポーツクライミングの両方で活躍する第一人者。6歳でクライミングを始める。Rock & Ice誌には2013年に神童である同世代を先導するクライマーであると描写された[1]。オンドラはIFSCクライミング世界選手権に於いて同じ年(2014年)の2つの部門で優勝したただ一人の男子選手である。また同時にワールドカップシリーズで2つの部門(2009年、2015年、2019年にリードクライミング、2010年ボルダリング)で優勝したただ一人の男子選手でもある。東京オリンピックに対しては、当初3つの競技を行わないといけない複合に批判的であったものの、2019年から複合に参戦し、東京オリンピックを目指している[2]。
- ^ Bisharat, Andrew (2013年11月27日). “Perfect Play: What It Took to Climb La Dura Dura (5.15c) – The World's Hardest Route”. rockandice.com. 2020年3月14日閲覧。
- ^ https://number.bunshun.jp/articles/amp/839011?page=1
- ^ Jack Geldard (2008年3月). “Ondra - Dreamtime V14 - Aged 15 - With Video”. UK Climbing. オリジナルの2015年5月13日時点におけるアーカイブ。 2016年8月28日閲覧。
- ^ “エリアス・ヤニェンマ 、Gioia V16を第5登”. CLIMBING-net. (2021年3月7日) 2021年3月18日閲覧。
- ^ “アダム・オンドラ、Jade(V14)をフラッシュ”. CLIMBING-net/山と溪谷社. (2015年6月26日). オリジナルの2015年6月27日時点におけるアーカイブ。 2016年8月28日閲覧。
- ^ “チョン・ジョンウォン、アダム・オンドラ、安間佐千、瑞牆の“アサギマダラ(V15)”を同日に完登”. CLIMBING-net/山と溪谷社. (2016年3月24日). オリジナルの2016年8月11日時点におけるアーカイブ。 2016年8月28日閲覧。
- ^ “Adam Ondra repeats Action Directe, Frankenjura”. Planetmountain. (2008年5月23日). オリジナルの2016年8月28日時点におけるアーカイブ。 2016年8月28日閲覧。
- ^ Kevin Avery (2008年11月). “Adam Ondra - Open Air - His Hardest Yet”. UK Climbing. オリジナルの2009年6月16日時点におけるアーカイブ。 2016年8月28日閲覧。
- ^ “ステファノ・ギソルフィ、Change 9b+/5.15c を第2登”. CLIMBING-net. (2020年9月30日) 2021年3月18日閲覧。
- ^ “【動画】アダム・オンドラによる世界最難ルート・Silence(5.15d)完登動画”. CLIMBING-net. (2018年3月23日) 2021年3月18日閲覧。
- ^ a b c IFSC: “Ondra's profile and rankings” (2019年8月20日). 2019年8月20日閲覧。
- 1 アダム・オンドラとは
- 2 アダム・オンドラの概要
- 3 クライミング世界選手権でのメダル数
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