わたなべ はくせんとは? わかりやすく解説

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渡辺白泉

渡辺白泉の俳句

ああ小春我等涎し涙して
おらは此のしつぽのとれた蜥蜴づら
まんじゆしやげ昔おいらん泣きました
われは恋ひきみは晩霞を告げわたる
マリが住む地球に原爆などあるな
夏の海水兵ひとり紛失す
憲兵の前で滑つて転んぢやつた
戦争が廊下の奥に立つてゐた
新しき猿又ほしや百日紅 
桐一葉落ちて心に横たはる
極月の夜の風鈴責めさいなむ
玉音を理解せし者前に出よ
瑞照りの蛇と居りたし誰も否
繃帯を巻かれ巨大な兵となる
苗代につるす目のない鴉かな
街灯は夜霧にぬれるためにある
銃後といふ不思議な町を丘で見た
鶏たちにカンナは見えぬかもしれぬ
 



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