のつち

デジタル大辞泉

の‐つ‐ち【野^×槌】

読み方：のつち

《「のづち」とも》

１ 《野の霊(ち)の意》野の神。

「次に草の祖(おや)草野姫(かやのひめ)を生む。亦は—と名づく」〈神代紀・上〉

２ 野にすむマムシ・サソリの類。〈名義抄〉

３ 化け物の一種。

「—といふは、常にもなき獣なり」〈沙石集・五〉

隠語大辞典

のつち

1. 〔角〕物の始めのことを云ふ。

分類 角

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