なめぞうばば
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 04:43 UTC 版)
高根の奥にある天蓋山の頂上近くに「なめぞうばばの穴」と呼ばれる洞穴がある。ここは鬼ばばあが住んでいたところで、この鬼ばばあは駄々っ子が好きで見つけると黒雲に乗って攫い食べてしまう。また、生前に悪事を働いた者が亡くなると同じように攫い食べる。また、穴を少し覗いただけでも雷雨防風が吹き荒れると云う。 こういった伝説があるため、地元民は子供が泣いたり、駄々をこねると「なめぞうばばがくるぞ」と脅す。また、古老によるとむかし穴を見に行って飲み込まれ、帰ってこなかった力自慢の若者2人を知っていると云う。
※この「なめぞうばば」の解説は、「高根 (村上市)」の解説の一部です。
「なめぞうばば」を含む「高根 (村上市)」の記事については、「高根 (村上市)」の概要を参照ください。
- なめぞうばばのページへのリンク