長井寛とは? わかりやすく解説

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長井寛

長井寛の俳句

つばくらめ大言海を越えんとす
ポンポンダリア幼子のする逆上り
ラ・フランス骨太の字の手紙受く
一葉の言霊になる冬もみじ
一頭づつ浮雲になる紋白蝶
動もすれば鮟鱇だったかもしれぬ
回り道して知る己が道榠樝の実
大山椒魚邪馬台国の地を揺らす
大海人皇子幣振る海開き
天平の甍寄り添う寒の入
尺取の越すにこせないランズエンド
山寺の千のきざはし吊し雛
川の水澄み言の葉にある虚実
彳亍のままの孑孑子規の庵
抗うて風の容ちになる薄氷
新刊に腰帯空に桜東風
残照の膨らんでゆく寒雀
清廉の水より生るる江戸切子
渦を巻く土耳古コーヒー春愁
産土の貨車を数えている遅日
白夜来て水辺の獏の食む睡夢
秋出水方舟の着く安達太良山
翡翠の後ろの正面水鏡
豊満な志功の菩薩木守柿
道野辺の草のテアラや風信子
鈍色の鍋蓋の黙木の根明く
陽炎に入る機関車の浮遊感
雪掘って一菜とせり蕗の薹
飛石を踏んで極暑を遣り過ごす
鬼遣己がこころを棲み処とす
 



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