おばあさんの虫眼鏡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/29 03:14 UTC 版)
『おばあさんの虫眼鏡』(おばあさんのむしめがね、原題:Grandma's Reading Glass)は、1900年にイギリスで製作・公開された短編映画である。モノクロ、サイレント。「ブライトン派」と呼ばれたイギリスの先駆的な映画人の一人であるジョージ・アルバート・スミスの監督作であり、スミスの前作『望遠鏡でみたもの』とともに初めてクローズアップを用いた作品である[1][2]。
- ^ 当時は全景ショット(ロングショット)が普通であった。
- ^ この作品などでスミスは、全景ショットに対してクローズアップを使ってモンタージュを試みており、クローズアップの効果を大きくした(岩本憲児著『サイレントからトーキーへ』より)。しかし、クローズアップが劇的な要素を持つようになったのは、アメリカのエドウィン・S・ポーターやD・W・グリフィスらの映画からのことである。
- ^ メタ映像としての幽霊表現[リンク切れ]
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