おのぶ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/02 04:40 UTC 版)
浅利の家を出た周作に、幸右衛門が同郷の縁で紹介した千駄ヶ谷の老舗の植木屋『植甚』の娘。自身の家に居候することになった周作に好意を抱き、周作も天真爛漫なおのぶの魅力に惹かれた。千駄ヶ谷・四ツ谷界隈で道場破りを重ねた末に意趣返しを受けるようになった周作が迷惑はかけられないと『植甚』を出て上州に去ると、しきりに後を追いたいと懇願して両親を困らせた。やがて馬庭念流との対立によって周作が危険に晒されているという噂が届くとついに両親を説き伏せて江戸を出、はるばる上州の周作の下へ駆け込んだ。以後、周作の身の回りの世話を焼く。
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