『いかに木を殺すか』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/30 09:10 UTC 版)
「同時代ゲーム」の記事における「『いかに木を殺すか』」の解説
『同時代ゲーム』が読者に十分に受け入れられていないという感触を持った大江は読者への架橋として、『同時代ゲーム』と対をなす長編『女族長とトリックスター』を構想し、草稿を1000枚強書き上げた。しかし、これを定稿に仕上げても、もう一つの『同時代ゲーム』ができるだけではないか、という懸念から長編をあきらめ、草稿を細かく切り分けて、それを批評的に乗り越える形で中編、短篇を仕上げた。これらは中短篇集『いかに木を殺すか』にまとめられた。大江はこれらを『同時代ゲーム』の補注の位置付けであると述べている。
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