povo 申し込み方法

povo

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/17 11:49 UTC 版)

申し込み方法

  • 2022年5月現在、専用ウェブサイトでの申し込み並びにAmazon.co.jpでのエントリーコード販売[38]のみで、auショップなど店頭では受付不可となっている。

諸問題

通信障害

反響

政界の反応

  • 総務大臣である武田良太は、2021年1月15日・19日の閣議後記者会見でKDDIの新料金プランについて触れ、前述の5分間の通話無料オプション化により、他の2社よりも500円安くなっていることについて、「音声通話をあまり利用されない方にとってはありがたい制度」と述べ、料金プラン自体や選択肢が増えることについては評価しつつも、KDDI社長の髙橋誠が「最安値を目指した」と言及したことについて、「最安値と言いながら、(無料通話オプションを適用させた場合は)結局他社と同じ値段。もっと分かりやすいやり方を考えていただきたい」と述べ、KDDIの表記が消費者に対して誤認を招きかねないと指摘し、同社を批判した[8][40]

メディアの反応

  • 「povo2.0」に対しては批判的な意見もある。ITmediaのライター・小寺信良は「1か月単位でなく日付単位になったために毎月毎月ちょっとずつ日にちがずれていくことになる」「考えて利用すればトータルでは価格が下がるかもしれないが、何をどうすればお得なのかを利用者側に丸投げした時点で、分かりやすさは後退したともいえる。」と評している[41]
  • 日経ビジネスの記者である佐藤嘉彦は「povo2.0」を「(povo1.0は)菅義偉政権の発足後に慌てて始めた『官製プラン』。菅首相の退陣を見計らったかのように、3月のサービス開始から半年で見直す。」「月20ギガのプランが利用実態に合っていなかった」と評した[10]

CMイメージキャラクター

「povo DANCE」編[42]

「povo2.0 START!」編[43]

「povo姉の使い切ったら」編[44]


注釈

  1. ^ 2024年1月23日から。それ以前はクレジットカードのみ

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k povo、3月23日から提供開始”. KDDI株式会社・沖縄セルラー電話株式会社. KDDI株式会社 (2021年2月25日). 2021年10月12日閲覧。
  2. ^ 20GBが月額2,480円、auのオンライン専用の新料金「povo(ポヴォ)」を提供~利用スタイルに応じてトッピング形式で、「データ使い放題24時間」など自由にカスタマイズが可能~”. KDDI株式会社・沖縄セルラー電話株式会社. KDDI株式会社 (2021年1月13日). 2021年10月12日閲覧。
  3. ^ 田中聡 (2021年1月13日). “業界最安と差別化”を両立させたauの「povo」 既存の使い放題セットプランも値下げに (1/2)”. ITmedia Mobile. ITmedia. 2021年10月12日閲覧。
  4. ^ povo about CHARACTER”. povo. KDDI. 2021年10月12日閲覧。
  5. ^ a b 山川晶之 (2021年1月13日). “au、20GBで月額2480円の新ブランド「povo」発表--1回200円で24時間データ使い放題も”. CNET Japan. 朝日インタラクティブ. 2021年12月22日閲覧。
  6. ^ KDDIがスマホで新会社、オンライン手続きに特化”. 日本経済新聞. 日本経済新聞社 (2020年10月30日). 2021年10月12日閲覧。
  7. ^ 田中聡 (2021年1月13日). “auがオンライン専用新ブランド「povo」発表 月額2480円で20GB、追加トッピング機能も”. ITmedia Mobile. ITmedia. 2021年10月12日閲覧。
  8. ^ a b “au新料金プラン「紛らわしい」 武田総務相、通話料含まぬ「最安値」に不快感”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2021年1月15日). https://mainichi.jp/articles/20210115/k00/00m/020/248000c 2021年10月12日閲覧。 
  9. ^ 携帯料金競争再び KDDIは楽天より安く”. 産経新聞. 産経新聞社 (2021年9月13日). 2021年10月12日閲覧。
  10. ^ a b 佐藤嘉彦 (2021年9月17日). “KDDI、ポヴォを開始半年で見直し「官製プラン」に区切り”. 日経ビジネス電子版. 日経BP. 2021年10月17日閲覧。
  11. ^ 関口聖 (2020年10月28日). “UQ、20GBで月額3980円の新料金プラン「スマホプランV」”. ケータイ Watch. インプレス. 2021年10月12日閲覧。
  12. ^ 関口聖 (2020年10月28日). “ワイモバイル、20GB/4480円で10分通話定額付きの「シンプル20」”. ケータイ Watch. インプレス. 2021年10月12日閲覧。
  13. ^ 田中聡 (2020年11月20日). “携帯料金、サブブランドのみの値下げは「羊頭狗肉」 武田総務大臣が批判”. ITmedia Mobile. ITmedia. 2021年10月12日閲覧。
  14. ^ ドコモ、20GBで2980円の新料金プラン 3月から”. 朝日新聞. 朝日新聞社 (2020年12月3日). 2021年10月12日閲覧。
  15. ^ 田中聡 (2020年12月4日). “武田総務大臣、ドコモの「ahamo」は「競争を導く大きなきっかけになる」と評価”. ITmedia Mobile. ITmedia. 2021年10月12日閲覧。
  16. ^ 北川研斗 (2020年12月4日). “菅首相、ahamoについて「ひとつの節目。本当の改革はこれから」”. ケータイ Watch. インプレス. 2021年1月14日閲覧。
  17. ^ 石野純也 (2020年12月5日). “石野純也のMobile Eye:ドコモの激安「ahamo」で携帯業界に激震も、“料金プラン”扱いには疑問 (1/3)”. ITmedia Mobile. ITmedia. 2021年10月12日閲覧。
  18. ^ ドコモに対抗…ソフトバンク新プラン発表”. 日テレNEWS24. 日本テレビ (2021年1月14日). 2021年10月12日閲覧。
  19. ^ 迎悟 (2020年12月16日). “「ahamo」のインパクトに勝てず“炎上”――KDDIが「分かりにくい割引」をやめなかった理由 (1/3)”. ITmedia NEWS. ITmedia. 2021年10月12日閲覧。
  20. ^ 佐野正弘 (2020年12月9日). “KDDI、ドコモ「ahamo」対抗プランはサブブランド含め「検討中」--移行手数料も見直しへ”. CNET Japan. 朝日インタラクティブ. 2021年12月22日閲覧。
  21. ^ 近藤謙太郎 (2021年1月13日). “「povoはahamoへの対抗心で生まれた」 KDDI渾身の新料金プランの注目点”. マイナビニュース. マイナビ. 2021年10月12日閲覧。
  22. ^ 石川温 (2022年2月8日). “「携帯料金値下げ」は終焉へ、日本は世界最安の料金水準に…一方で5G整備に危機感”. Business Insider Japan. メディアジーン. 2022年2月10日閲覧。
  23. ^ a b povo2.0ご利用にあたっての確認事項/ ご契約にあたっての確認事項”. KDDI・沖縄セルラー電話. KDDI (2021年9月). 2021年10月12日閲覧。
  24. ^ a b c KDDI「月額0円」継続 楽天廃止で申し込み倍増”. 共同通信 (2022年5月18日). 2022年5月19日閲覧。
  25. ^ 綿谷禎子 (2021年1月19日). “欲しいものを欲しい時にトッピングできるauの新料金ブランド「povo」の賢い使い方”. @DIME アットダイム. 2021年1月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月12日閲覧。
  26. ^ 関口聖 (2021年9月27日). “「povo1.0」は9月29日9時に受付終了”. ケータイWatch. インプレス. 2021年10月12日閲覧。
  27. ^ 井上翔 (2021年9月27日). “「povo2.0」は9月29日9時スタート 月額830円の「スマホ故障サポート」も提供”. ITmedia Mobile. ITmedia. 2021年10月12日閲覧。
  28. ^ 田中聡 (2021年9月27日). “povo2.0、月額0円の条件は180日以内に「トッピングの購入」か「660円を超える課金」”. ITmedia Mobile. ITmedia. 2021年10月12日閲覧。
  29. ^ 佐野正弘 (2021年9月13日). “知って納得、ケータイ業界の"なぜ"(99) 2.0にアップデートした「povo」がプリペイド方式を取り入れた理由”. マイナビニュース. マイナビ. 2022年1月16日閲覧。
  30. ^ povo2.0を1年間に6回線以上新規契約する場合の契約事務手数料の設定について』(プレスリリース)KDDI、沖縄セルラー電話、2022年12月2日https://povo.jp/news/newsrelease/20221202_01/2022年12月7日閲覧 
  31. ^ povo2.0、最短3分で利用を開始できる「povo2.0 データ専用」を提供開始”. KDDI (2024年3月27日). 2024年4月17日閲覧。
  32. ^ 藤井涼 (2021年12月15日). “KDDI、「auメール持ち運び」を12月20日から提供へ--ドコモに続き発表”. CNET Japan. 朝日インタラクティブ. 2021年12月22日閲覧。
  33. ^ 竹野弘祐 (2021年12月21日). “au「ウォッチナンバー」auユーザー以外の申込受付を開始――「povo」「UQ mobile」ユーザーも対象”. ケータイ Watch. インプレス. 2021年12月22日閲覧。
  34. ^ 井上翔 (2022年12月19日). “povo2.0で「キャリア決済」が可能に 12月20日10時から”. ITmedia Mobile. 2022年12月20日閲覧。
  35. ^ povo2.0、お支払い方法に「ペイディ」を追加、口座振替やコンビニ払いが可能に”. KDDI. 2024年1月27日閲覧。
  36. ^ 「povo2.0」、iPadシリーズもいよいよ対応機種に”. ケータイ Watch (2022年3月8日). 2022年3月8日閲覧。
  37. ^ 太田亮三 (2021年8月27日). “KDDI、povoの5Gを9月14日開始”. Impress Watch. インプレス. 2021年10月12日閲覧。
  38. ^ Amazon、大手3キャリアのオンライン専用プランを販売開始 最大1万2000ポイント還元も”. ITmedia Mobile (2022年5月10日). 2022年5月10日閲覧。
  39. ^ KDDI 全国で通信障害 携帯電話の通話など つながりにくい状況(NHK NEWS WEB、2022年7月2日)
  40. ^ “武田総務相が釈明 KDDI新料金プラン「評価」 PR方法は「問題」”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2021年1月19日). https://mainichi.jp/articles/20210119/k00/00m/020/109000c 2021年10月12日閲覧。 
  41. ^ 小寺信良 (2021年9月30日). “現povoユーザーが物申したい、「ココが違うよpovo2.0」:小寺信良のIT大作戦(2/2 ページ)”. ITmedia NEWS. ITmedia. p. 2. 2021年10月12日閲覧。
  42. ^ 加藤マサキヨ (2021年10月4日). “広瀬すずはひっそり退場していた? 携帯格安プランCMはすべてダンスとなった裏事情”. 日刊サイゾー. サイゾー. 2021年10月12日閲覧。
  43. ^ KDDI新CMに霜降り明星・ハラミちゃん・空気階段・コウテイ・えりなっちが出演”. ORICON NEWS. oricon ME (2021年9月28日). 2021年10月12日閲覧。
  44. ^ ゼロから自分でつくるスマホプラン「povo2.0」新TVCM公開。広瀬アリスさん・鈴鹿央士さん初共演 アリスさん扮する 黄色い“povo姉”に迫られ鈴鹿さんが困惑!』(プレスリリース)povo2.0 PR事務局、2022年1月26日https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000094005.html2022年2月6日閲覧 


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