obniz obniz OSの開発環境

obniz

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/18 21:28 UTC 版)

obniz OSの開発環境

SDKを使えばJavaScriptから利用が可能でobnizにつないだ部品をHTMLの中で『プログラム上のオブジェクト』として扱えるようになる[1]HTML内のスクリプトタグで、obniz.jsを読み込むことでJavaScript SDKを利用できる。obnizに繋がれた電子部品も、SDKも用いることでJavaScriptのオブジェクトとして操作ができる。

obnizクラウド上でも前述したJavaScriptやブロックプログラムが実行可能である。この場合、エンドユーザの利用端末でプログラムエディタを保存するのではなく、obnizクラウド上にて保存・更新・削除等ができる。

ブロックプログラミングでは、プログラム初心者でも利用しやすく視覚的にも論理的にも分かりやすく設計・開発されており、初心者へのIoTのハードルが低い。

フロントエンドのJavaScriptだけではなく、バックエンドでのNode.jsやPythonでも利用可能である。フロントエンドでのJavaScriptの場合、ブラウザ使用中のみ、obnizクラウド及びobnizとの連携が可能である。この場合、ブラウザを閉じた場合には、obnizクラウドとの通信が切れ、obnizとの通信も切れる。このような問題を解決するために、Node.jsPython等のバックエンドプログラムを利用する。この場合、ローカルコンピュータやサーバを利用し実行状態にしておくことでプログラムが常時稼働状態になる。例えば、人が入って来たか否かを探知する人感センサーを用いた場合等でのプログラムでこれは発揮される。また、バックエンドプログラムを利用することにより、ブラウザ仕様でのCORS制限が無くなり、他サイトとのAPIの連携が可能になる利点もある。

Arduino IDEにおいても利用可能である。obnizは、プラグインOS機能を持っている。Arduino IDEが使える機器において、obniz独自のOSをそれぞれの機器にインストールすることで、簡単にそれぞれの機器をobnizクラウドを連携することができる。これは、それぞれの機器でエッジコンピューティングが可能となり、obnizクラウドとの双方向な出入力が可能である。端末に、C言語を用いて組み込むことでその端末が受ける出力を端末で処理し、obnizクラウドへ送信することができる。例えば、カメラで取得した画像をobniz クラウドに送信し保存することも可能であるし、obnizクラウドから端末へ対して何かの命令を行うこともできる。







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