obniz
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/18 21:28 UTC 版)
創業者
- 佐藤 雄紀(さとう ゆうき)
- 代表取締役。吉本興行東京NSCお笑いコース12期生。早稲田大学創造理工学部卒(菅野研究室)。卒業論文テーマは、「低輝度集合解析を用いた臓器境界判定の自動化による内出血貯留検出手法の構築」。在学中に出会った後述する木戸たちとiPhoneアプリ「papelook」を開発、創業し全世界で2000万回ダウンロードを達成する。2012年株式会社Spotlightに参画し、ビーコンデバイスの開発やiPhoneアプリの開発にエンジニアとして携わり、M&Aを経験。2014年電子回路のAPI化を広げるために株式会社CambrianRobotics創業。子供の頃から電子工作・プログラムに親しむ。
- 木戸 康平(きど こうへい)
- 共同創業者。小学生時代からプログラムを始め、高校・大学はロボコンに没頭してハードウェア・ソフトウェアの両面を学ぶ。早稲田大学にて佐藤と出会い、共に2000万ダウンロードのiPhoneアプリを制作する。1度、大手通信会社に就職したが、よりIoTを間近で感じ、自分の手で発展させるためにobnizにジョインする。
歴史
2014年11月、現在の株式会社obnizの前身となる株式会社CambrianRobotics創業。当時は、iOSアプリ・サーバーサイドアプリ・回路の受託開発などを行なっていた。
2017年3月、obnizを立案、開発する。
2017年9月、MakeFaire NYでobnizを公式発表。
2018年、Kickstarterにて、196人のパッカーにより目標金額150万円に対して約160万円のクラウドファンディングを達成し軌道に乗る。
2018年5月、obniz boardを一般発売する。
2018年11月、株式会社東京大学エッジキャピタル(UTEC)から約1億円を調達する。
2018年12月、AIロボットキット、IoTホームキットを発売する。
2019年11月、obniz board 1Yを発売する。
2020年3月、obniz starter kit、M5StickC for obniz Cloudを発売する。
2020年5月、obniz BLE/Wifiゲートウェイを発売する。
2020年7月、株式会社東京大学エッジキャピタル(UTEC)から約1.5億円を調達する。
2020年11月、西武しんきんキャピタルから約3千万円を調達する。
2021年1月、公式販売台数1万台、販売社数300社を突破。
2021年3月1日、以前の株式会社CambrianRoboticsから「株式会社obniz」へ社名が変更された。
利用できる主なプログラミング言語
- ^ a b c ラズベリーパイより簡単にIoT電子工作ができる「obniz」が1億円を調達、コンセプトは“ハードウェアのAPI化”
- ^ obniz, Author (2020年7月1日). “obnizOSが無料になりました!”. blog.obniz.io. 2020年7月7日閲覧。
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