Wの悲劇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/02 22:27 UTC 版)
登場人物
和辻家
- 和辻与兵衛(66)
- 和辻製品会長。女好きであるが公的には子供がいないことになっている。
- 和辻みね(62)
- 与兵衛の妻。
- 和辻繁(60)
- 与兵衛の弟。和辻薬品取締役。
- 和辻淑枝(45)
- 与兵衛の亡くなった妹の子供。二回離婚歴(小説本文ママ)がある。一人目は病死で二人目は事故死。道彦とは三度目の結婚。
- 和辻道彦(42)
- 神奈川の私立大学の生物学の教授。離婚歴があり淑枝とは二度目の結婚。和辻家とは血が繋がっていない。
- 和辻摩子(22)
- 女子大生。淑枝の連れ子であり、義父道彦とは血が繋がっていない。
- 和辻卓夫(28)
- 与兵衛の亡くなった弟の子供。和辻薬品秘書室社員。独身。
関係のある人物
- 間埼鐘平(34)
- 外科医で与兵衛の主治医。実は与兵衛の隠し子。独身。
- 一条春生(25)
- 摩子の家庭教師。劇作家志望。摩子の卒論の指導の為に山荘を訪れ事件に巻き込まれる。小説版での主人公。
- 中里右京(40)
- 警部。富士五湖警察署刑事課長。妻帯者でタバコ好き。最近太ったことを気にしている。警察側の主任捜査官。
- 鶴見三郎(43)
- 山梨県警本部特捜班長。
- 相浦克平(53)
- 富士五湖警察署長。一年半後定年(当時は55歳定年制)で退職後は市長選出馬を考えている。凛とした喋り方、話術などで取材陣から一目置かれている。
※年齢等は夏樹(2007)、p.5の「主な登場人物」等から。
書誌情報
- Wの悲劇(1982年2月、光文社カッパ・ノベルス、ISBN 978-4-334-02457-4)
- Wの悲劇(1984年5月29日、角川文庫、ISBN 978-4-04-144509-9)
- Wの悲劇(改版)(2012年4月25日、角川文庫、ISBN 978-4-04-100321-3)
- Wの悲劇(1985年7月、光文社文庫、ISBN 978-4-334-70180-2)
- Wの悲劇(新装版)(2007年4月、光文社文庫、ISBN 978-4-334-74234-8)
映画
角川春樹事務所の製作で映画化され、1984年12月15日に公開された。監督は澤井信一郎。主演は薬師丸ひろ子。本作のストーリーを劇中劇として翻案されている。
注釈
出典
- ^ “訃報 会員・夏樹静子氏死去”. 日本推理作家協会. 会報2016年4月号 (2016年5月9日). 2019年7月10日閲覧。
- ^ 夏樹(2007)、p.350
- ^ Wの悲劇(-前篇-、-後篇-) - テレビドラマデータベース
- ^ Wの悲劇 京都資産家殺人事件 - テレビドラマデータベース
- ^ 夏樹静子サスペンス Wの悲劇 - テレビドラマデータベース
- ^ “ドラマ「Wの悲劇」ができるまで。”. Wの記録. テレビ朝日 (2012年6月16日). 2013年3月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月24日閲覧。
- ^ a b “武井咲 ゴールデン初主演「Wの悲劇」 最終話は9・4%”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2012年6月15日). オリジナルの2012年7月3日時点におけるアーカイブ。 2019年7月9日閲覧。
- ^ “土屋太鳳×中山美穂『Wの悲劇』放送決定!”. NHKドラマ. ドラマトピックス. 日本放送協会 (2019年7月8日). 2019年7月9日閲覧。
- ^ “岡本健一さん出演決定!『Wの悲劇』”. NHKドラマ. ドラマトピックス. 日本放送協会 (2019年10月1日). 2019年10月3日閲覧。
固有名詞の分類
- Wの悲劇のページへのリンク