SREホールディングス 概要

SREホールディングス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/22 07:00 UTC 版)

概要

ソニーグループの新規事業創出の取り組みの第一弾として2014年4月に設立され、2014年8月よりテクノロジーを活用したスマートな不動産業を開始した。2015年7月にヤフー(現Zホールディングス株式会社)と中古住宅流通での業務提携を発表する一方で、2015年10月にAIを活用した不動産価格推定エンジンを開発した。2018年10月には子会社「SRE AI Partners」を設立し、以降はリアルビジネス(実業)の知見を活かしたクラウドツールを外販している。

現在、「今の先鋭が10年後の当たり前を造る A DECADE AHEAD」をミッションに掲げ、大きく2つの事業を展開。1つ目の事業は、不動産事業をはじめ、金融やIT/ヘルスケア領域まで様々な業界のDXに向けて、機械学習等の先進的テクノロジーを活用したモジュールをベースに、パッケージ型クラウドツールやテーラーメイド型アルゴリズムを提供する「AI クラウド&コンサルティング」事業。2つ目の事業は、お客様への確かな価値提供とテクノロジーの積極活用の両立を目指すアセットマネジメント、売買仲介コンサルティング、デベロップメント/インベストメント事業を展開する「ライフ&プロパティソリューション」事業。

リアルビジネス(実業)として不動産をはじめ金融やIT/ヘルスケア領域を手掛けることで、顧客・業界のニーズや改善余地を自ら把握し、実務有用性の高い AI クラウドツール等の提供につなげている。この「リアルビジネスを内包したテックプロバイダー」という独自の顧客価値提供の追求により、様々な業界のDXや事業拡大に貢献する、ユニークなビジネスモデルを構築している[6]


  1. ^ a b c d e f 有価証券報告書SREホールディングス 2022年6月15日
  2. ^ 「ソニー不動産」社名変更のお知らせ”. SREホールディングス株式会社 (2019年5月16日). 2019年5月16日閲覧。
  3. ^ 東京証券取引所マザーズへの新規上場のお知らせ”. SREホールディングス株式会社 (2019年12月19日). 2019年12月19日閲覧。
  4. ^ 東京証券取引所市場第一部への上場市場変更に関するお知らせ”. SREホールディングス株式会社 (2020年12月23日). 2020年12月23日閲覧。
  5. ^ 「デジタルトランスフォーメーション銘柄(DX銘柄)2021」および「DXグランプリ2021」に選定”. SREホールディングス株式会社 (2021年6月7日). 2021年6月7日閲覧。
  6. ^ a b c 個人投資家の皆様へ”. SREホールディングス株式会社. 2021年6月7日閲覧。
  7. ^ AIコンサルティング事例一覧”. SRE AI Partners株式会社. 2020年12月10日閲覧。





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