SNK VS. CAPCOM 激突カードファイターズ カードの種類

SNK VS. CAPCOM 激突カードファイターズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/12 14:48 UTC 版)

カードの種類

カードにはSNKやカプコンのゲームに登場するキャラクターを描いたキャラカードと、使用することで様々な効果を発揮するアクションカードが存在する。種類数はキャラカードがSNK・カプコンそれぞれ120種類、アクションカードが60種類の計300種類。

カードにはそれぞれS〜Dまでのランクが設定されており、このランクは以下に影響する。

  • 対戦に勝利した後に、そのランクのカードが賞品としてもらえる確率
  • トレーディングマシーンにカードを入れた(Dランクは10枚、Cランクは5枚)際に、そのランクのカードが出現する確率
  • トレードショップでトレードを行う際に必要になるカードの種類(もらうカードと同じか上位ランク(Sランクは除く)のカードを必要とする)

このランクの分布は以下の通り。

  • Sランク:キャラカードが各サイド8種類、アクションカード6種類
    アクションカードはイベントで入手できる物が5種類(内3種類は対戦相手以外のキャラクターとのカード交換)と、決勝戦に勝つと手に入る物がある。前者の5種類はゲームクリア後の勝ち抜きトーナメントの賞品にもなる。
    キャラカードの入手条件は以下の通り。
    • トレーディングマシンにDランクの特定の2種類のカードを5枚ずつ入れる、もしくは特定の場所で無線ユニットを使ったダウジングを行う。また、後述するオークションによるカードを落札した後はこの条件のカードがオークションの賞品となる。
    • トレーディングマシンで一定確率で出現する。
    • 準決勝終了後から開催されるオークションで落札する。このオークションではランクBのカードを必要とする。
    • 特定のキャラクターと対戦して勝利する。なお、この条件で手に入れられるカードとそれを持っているキャラクターはカートリッジのバージョンによって異なり、相手サイドの物は手に入れることができない。
    • ゲームクリア後ある場所でトレードを行う(このトレードではAランクのカードを使うこともできる)。
    • ゲームクリア後に出現するゲーマントに、一定回数勝利する。
    • 通信対戦(エキシビジョンマッチ形式)の勝者に賞品として与えられることがある。
    • ある組み合わせでカードを交換した際に、お互いのカードが変化する。
  • Aランク:キャラカードが各サイド7種類、アクションカード4種類
  • Bランク:キャラカードが各サイド20種類、アクションカード16種類
  • Cランク:キャラカードが各サイド35種類、アクションカード22種類
    どちらのカートリッジも、相手サイドのキャラカードの内4種類がいかなる手段でも入手できず通信で受け取る必要があるカードとして設定されている。
  • Dランク:キャラカードが各サイド50種類、アクションカードは12種類

キャラカード

キャラカードは各キャラクターごとに、攻撃力&体力であるBPと、精神力であるSPが設定されている。BPはキャラカード同士の戦闘などによって変動し、0になるとKOされたことになり場から捨て札に移される。SPはそのキャラクターを場に置いた際にプレイヤーに与えられるSPの値となる。基本的に、レアリティが高ランクになるほど強い。特定の目的がある場合を除き、高ランクのキャラクターをデッキに入れるほうが勝利しやすい。

また、キャラカードの中には3種類のいずれかの特性を持つ能力を持っている物もある。能力は必ずしも有利に働くものばかりではなく、ただのデメリットでしかないものも存在する。主に、低ランクのレアリティで攻撃力が高いキャラカードには、不利な能力が付いていることが多い。逆に、その能力をアクションカードを用いて相手に移す事で、デメリットを押し付けるコンボも存在する。

  • ●:常に発生している能力。実際に効果があるタイミングはカードによって異なる。なお、合体攻撃に参加するとそのターンの終わりまで無効化される。そのため、デメリットとなる能力を持つキャラクターは、合体攻撃に参加させれば能力を無効化させることが可能。
  • ▲:場にキャラクターを置いた際に自動で発動する。場に出したときにしか発動しない代わりに、強力な効果が多い。デメリットとなる能力に関しても場に出したときにしか発動しないが、●能力と異なり、合体攻撃では無効化できない。
  • ■:場に置いた次のターンから、そのキャラクターを硬直させることで発動することができる。攻撃ではないため、使用してもターンは終了しないが、アクションカードなどで硬直を解かなければ、能力を使用したキャラクターは攻撃に参加できない。硬直以外にもリスクを負う能力はあるが、デメリットにしかならない能力は存在せず、何らかの使いみちがある。

また、キャラカードには援護してくれるキャラクターが設定されており(最高3人、同じキャラクターが重複しており、同じキャラクターから2回援護を受けられる場合や、逆に誰からも援護を受けることができないキャラクターも存在する)、対応するキャラカードを重ねることでBPを上げることもできる。援護を受ける、援護するキャラクターのBPやレアリティにかかわらず、1度の援護で上昇するBPは300に統一されている。

アクションカード

アクションカードは使うことで様々な効果を発揮するカードであり、それぞれに必要なSPが設定されている。キャラカードとは異なり、低ランクのレアリティのカードであっても、使い勝手が良いものも多い。アクションカードの効果は大別して以下のように分かれる。

  • 硬直系:場にあるキャラカードの硬直状態を操作する。硬直を解除したり、硬直状態にしたり、攻撃後に硬直しないようにしたり、ターンのはじめに硬直が解除されないようにする物がある。
  • 手札戻し系:場にあるキャラカードを手札に戻すタイプ。手札に戻った際、そのキャラクターに援護していたキャラクターは捨て札に送られる。場には3体のキャラクターしか置くことが出来ないため、自分のキャラクターを手札に戻すのも時には重要。
  • BP操作系:キャラクターのBPを変動させる。
  • HP操作系:対戦相手のHPに直接ダメージを与えたり、自分のHPを回復させたりする。
  • KO系:キャラクターを強制的にKOさせ場から取り除く。手札戻し系と同様の理由で、自分のキャラクターをKOさせて場から取り除くことも時には重要である。
  • SP操作系:自分のSPを増加させたり、相手のSPを減少させたりする。
  • ドロー系:山札からカードを引き手札に加える。
  • 能力操作系:キャラカードの能力を変更したりする。
  • 捨て札系:相手のカードを捨て札に送る物や、自分の捨て札からカードを手札に戻す物など。
  • 山札操作系:特定のカードを手札に取り出したり捨て札に送ったりする。また、自分の捨て札にあるカードを山札に戻す物もある。
  • その他:以上のどれにも属さない物。

  1. ^ テリーやリュウがカードになってバトル! 「SNK VS.CAPCOM 激突カードファイターズ」がSwitch向けに本日発売”. GAME Watch (2022年1月13日). 2022年1月13日閲覧。
  2. ^ 舞台紹介激突カードファイターズ公式サイト
  3. ^ ルール説明激突カードファイターズ公式サイト






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