BLACK TRAIN
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ツアー
本作リリース後にはライブツアーは開催されず、8月22日に日本武道館にて「ONE NIGHT PREMIUM LIVE AT 日本武道館」と題した公演が1回のみ開催された[24][25]。9月5日には長渕自身の誕生日を記念した単独公演として、大阪城ホールにて「PREMIUM BIRTHDAY LIVE AT 大阪城ホール」と題した公演が開催された[26]。
批評
専門評論家によるレビュー | |
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レビュー・スコア | |
出典 | 評価 |
CDジャーナル | 肯定的[27] |
LITERA | 肯定的[28] |
リアルサウンド | 肯定的[29] |
- 音楽情報サイト『CDジャーナル』では、「前に進む勇気を与えてくれる楽曲を収録している」と肯定的な評価を下している[27]。
- ニュースサイト『LITERA』では、「長渕剛が安倍政権を批判する新曲を発表」、「(『BLACK TRAIN』に関して)『愛国』の名のもとに歴史を歪めてきた安倍首相とその周辺の連中の利権私物化を批判してるのは明らかだろう」、「『BLACK TRAIN』を聴いていると、長渕の安倍政権への怒りがさらに強くなり、そのメッセージがさらに具体的になっていることがよくわかる」と肯定的な評価を下している[28]。
- ニュースサイト『リアルサウンド』では、「久々にリリースされたこのアルバムでは、アーティストとして時代の風をうまく取り入れて自らの表現をアップデートしている様子が伝わってくる」、「自身のスタイルやパブリックイメージがある程度固まりつつある今のタイミングにおいても、新し音楽的なチャレンジを続けていることがよくわかる」、「これまでのキャリアや先入観とは関係なく、2017年の音楽として楽しめるのがこの『BLACK TRAIN』である」と肯定的な評価を下している[29]。
チャート成績
オリコンチャートにおいて、週間で最高位2位を獲得、2017年8月度月間ランキングでは3位、売り上げは40,140枚となった[1]。
Billboard Japan Hot Albumsにおいて、週間アルバム・セールス・チャートでは初動3日で21,561枚を売り上げ、さらに週末にかけて10,000枚以上売り上げを伸ばしたが、1位のiKON『NEW KIDS:BEGIN』に約2500枚差で2位となった[2]。しかし、ダウンロード5位、ルックアップ23位のポイントを加えた総合では1位を獲得した[30]。この結果に対し、長渕は公式ツイッターにて喜びのメッセージを配信したが、2016年末の『FNS歌謡祭』にて演奏された「乾杯」にて「騙されねえぜヒットチャートランキング」と歌った事と矛盾しているとの指摘がされた[31]。
タワーレコードの売り上げチャートでは8月14日付けで3位となった[27]。
- ^ a b オリコン2017年8月度月間ランキング1位〜10位 オリコン(ウェブ魚拓使用)2017年9月13日閲覧
- ^ a b “【ビルボード】iKON『NEW KIDS:BEGIN』がアルバム・セールス1位、長渕 剛『BLACK TRAIN』は後半で約1万枚伸ばすも惜しくも2位”. エンタメOVO(オ-ヴォ). 共同通信社 (2017年8月21日). 2018年11月17日閲覧。
- ^ 長渕剛 10万人オールナイト・ライヴ 2015 in 富士山麓
- ^ “長渕剛が曲を捧げた愛犬・レオが死去 長渕自らファンに報告”. おたくま経済新聞. シー・エス・ティー・エンターテインメント (2015年11月27日). 2018年12月29日閲覧。
- ^ “長渕剛の愛犬「レオ」~海への散骨~”. 宮城県のペット火葬 ふくふくやま. ふくふくやま. 2018年12月29日閲覧。
- ^ “長渕剛「SCHOOL OF LOCK!」大晦日スペシャルに緊急生出演、LINE LIVEでも同時配信”. Musicman-net. エフ・ビー・コミュニケーションズ. 2018年11月18日閲覧。
- ^ “【オリコン】長渕剛、男性ソロ歴代2位返り咲き アルバム総売上1108万枚”. オリコンニュース. オリコン (2016年2月9日). 2018年11月17日閲覧。
- ^ “長渕剛「FNS歌謡祭」で魂の叫び! 「乾杯」と思いきや約4分の弾き語り”. KAI-YOU. KAI-YOU (2016年12月8日). 2018年11月10日閲覧。
- ^ “長渕剛 「FNS歌謡祭」で「乾杯」大胆アレンジを披露した真意を語る”. livedoor ニュース. LINE (2017年8月22日). 2018年11月10日閲覧。
- ^ “音楽ディレクター石坂敬一さんお別れの会。祭壇は巨大なレコード”. はじめての葬儀ガイド|いい葬儀. 鎌倉新書 (2017年2月8日). 2018年12月29日閲覧。
- ^ “長渕剛 福島の高校校歌を作曲「これのみですから!」”. livedoor ニュース. 企業 (2017年5月25日). 2019年1月4日閲覧。
- ^ “長渕剛さん:福島県立高開校式に 自ら作曲校歌を弾き語り”. 毎日新聞. 毎日新聞社 (2017年4月11日). 2019年1月4日閲覧。
- ^ “長渕剛「負けを知って見える世界がある」新曲「Loser」リリース”. エキサイトニュース. エキサイト (2017年5月24日). 2019年1月4日閲覧。
- ^ a b c d e f “長渕剛『BLACK TRAIN』 鍛え抜いた肉体と精神がタフな音と言葉で吠える、5年3か月ぶりのオリジナル・アルバム!”. Mikiki. タワーレコード (2017年8月28日). 2018年11月18日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i “長渕剛「BLACK TRAIN」インタビュー|投げかけたい言葉がある限り歌い続ける”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2017年8月16日). 2018年11月17日閲覧。
- ^ “長渕 剛、5年3ヶ月ぶりアルバム「BLACK TRAIN」発売決定 武道館で一夜限りのライヴ実施”. Musicman-net. エフ・ビー・コミュニケーションズ (2017年6月9日). 2018年12月29日閲覧。
- ^ “これぞ長渕剛!5年ぶり新アルバム「BLACK TRAIN」記念公演は武道館で”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2017年6月9日). 2018年12月29日閲覧。
- ^ “長渕剛、8月に5年ぶりアルバム 一夜限定の武道館ライブも決定”. オリコンニュース. オリコン (2017年6月9日). 2018年12月29日閲覧。
- ^ “長渕剛、新曲「Loser」配信リリース決定&今晩テレビ初披露”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2017年4月16日). 2018年11月17日閲覧。
- ^ “アメリカに降り立つ長渕剛、「Black Tarin」で砂漠を疾走”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2017年7月15日). 2018年11月17日閲覧。
- ^ “長渕剛『CDTV』初出演 2週連続で特集、スタジオライブ&武道館ライウの密着映像も”. オリコンニュース. オリコン (2017年8月14日). 2018年11月17日閲覧。
- ^ a b “長渕剛『BLACK TRAIN』特集”. タワーレコード. タワーレコード. 2018年11月17日閲覧。
- ^ “【ライブレポート】Black Trainは止まらない! 突き進む長渕剛の武道館ワンマン”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2017年8月29日). 2018年11月17日閲覧。
- ^ “TSUYOSHI NAGABUCHI NEW ALBUM「BLACK TRAIN」ONE NIGHT PREMIUM LIVE AT 日本武道館”. LiveFans. SKIYAKI APPS. 2018年12月29日閲覧。
- ^ “TSUYOSHI NAGABUCHI PREMIUM BIRTHDAY LIVE AT OSAKA-JO HALL”. LiveFans. SKIYAKI APPS. 2018年12月29日閲覧。
- ^ a b c “長渕剛 / BLACK TRAIN”. CDジャーナル. 音楽出版. 2018年11月17日閲覧。
- ^ a b “長渕剛が安倍政権を批判する新曲を発表! 「カネにまみれたゾンビ」「歴史に群がる裏切り」”. LITERA. サイゾー (2017年8月19日). 2018年11月17日閲覧。
- ^ a b レジー (2017年8月27日). “長渕剛、最新作『BLACK TRAIN』での音楽的チャレンジ 自らの表現をどうアップデートした?”. リアルサウンド. blueprint. 2018年11月18日閲覧。
- ^ “【ビルボード】長渕剛『BLACK TRAIN』がCDセールス差を覆し総合アルバム首位、欅坂46は5週連続でトップ10入り”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2017年8月23日). 2018年11月17日閲覧。
- ^ “メッチャ喜んでんじゃん!長渕剛、最新アルバム「1位獲得報告」が嗤われてるぞ”. Asagei plus. 徳間書店 (2017年8月23日). 2018年11月17日閲覧。
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