2003年のパシフィックグランプリ (ロードレース) 2003年のパシフィックグランプリ (ロードレース)の概要

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 2003年のパシフィックグランプリ (ロードレース)の解説 > 2003年のパシフィックグランプリ (ロードレース)の概要 

2003年のパシフィックグランプリ (ロードレース)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/13 02:28 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
  2003年のパシフィックグランプリ
レース詳細
2003年のロードレース世界選手権 全16戦中第13戦
決勝日 2003年10月5日
開催地 ツインリンクもてぎ
開催コース 常設サーキット
4.801km
MotoGP
ポールポジション ファステストラップ
マックス・ビアッジ バレンティーノ・ロッシ
1:47.696 1:48.885
表彰台
1. マックス・ビアッジ
2. バレンティーノ・ロッシ 3. ニッキー・ヘイデン


250 cc
ポールポジション ファステストラップ
トニ・エリアス トニ・エリアス
1:52.849 1:53.612
表彰台
1. トニ・エリアス
2. ロベルト・ロルフォ 3. マヌエル・ポジャーリ
125 cc
ポールポジション ファステストラップ
ダニ・ペドロサ ホルヘ・ロレンソ
1:57.736 1:58.545
表彰台
1. エクトル・バルベラ
2. ケーシー・ストーナー 3. アンドレア・ドヴィツィオーゾ


概要

125ccクラス

125ccクラス決勝では、序盤からポイントリーダーのダニ・ペドロサがリードを築いていたが、終盤にフロントフォークにトラブルが発生し6位に沈んだ。代わってトップに立ったエクトル・バルベラケーシー・ストーナーアンドレア・ドヴィツィオーゾの追撃を僅差で抑えきり、シーズン2勝目を挙げた。地元勢のトップは、この週末に本シーズン限りでの現役引退を発表した東雅雄の13位だった。

ポイントランキングでは、ランキング2番手のステファノ・ペルジーニが今回4位に入り、ペドロサとの差を39ポイントに縮めた[1]

250ccクラス

250ccクラスでは、トニ・エリアスが独走でポール・トゥ・フィニッシュ、シーズン4勝目を挙げた。春の鈴鹿では揃って表彰台に立ったワイルドカード勢の高橋裕紀青山博一は、今回はそれぞれ4位・5位に終わった。

チャンピオン争いでは、ランキングトップのマヌエル・ポジャーリが今回3位、ランキング2番手のロベルト・ロルフォが2位となったため、両者の差は18ポイントに縮まった[1]

MotoGPクラス

土曜日の予選セッション前、開幕戦日本GPで事故死した加藤大治郎を追悼するセレモニーが開かれ、大治郎のMotoGP殿堂入りが発表された。また翌日の開会式の前には、大治郎のゼッケン「74」が永久欠番となることも発表された[2]

日曜日の決勝レースでは、序盤はマックス・ビアッジバレンティーノ・ロッシが僅差で追う展開となっていたが、7周目にロッシがコースアウトを喫して9位に落ちたあとはビアッジが独走状態となり、シーズン2勝目を挙げた。ロッシは猛烈な追い上げを見せ、最後は2位でフィニッシュを果たした。玉田誠は2戦連続で3番手でチェッカーを受け、地元ファンの前で表彰台に立った。ところがその後、ファイナルラップにセテ・ジベルナウと接触していた玉田には「危険行為」として失格処分が下され、3位はルーキーのニッキー・ヘイデンレプソル・ホンダ)、4位は玉田との接触でコースアウトを喫したジベルナウが繰り上がった。

ポイントランキングでは、トップのロッシと2番手のジベルナウとの差は58ポイントとなり、ロッシの連覇に王手がかかった[3]

MotoGPクラス決勝結果

順位 ライダー マニュファクチャラー タイム/リタイヤ グリッド ポイント
1 マックス・ビアッジ ホンダ 43:57.590 1 25
2 バレンティーノ・ロッシ ホンダ +3.754 3 20
3 ニッキー・ヘイデン ホンダ +5.641 5 16
4 セテ・ジベルナウ ホンダ +19.456 4 13
5 マルコ・メランドリ ヤマハ +19.909 9 11
6 アレックス・バロス ヤマハ +20.938 8 10
7 宇川徹 ホンダ +22.307 11 9
8 ロリス・カピロッシ ドゥカティ +27.887 6 8
9 中野真矢 ヤマハ +41.731 12 7
10 梁明 スズキ +50.106 14 6
11 清成龍一 ホンダ +53.214 20 5
12 芳賀紀行 アプリリア +53.589 25 4
13 オリビエ・ジャック ヤマハ +1:05.620 15 3
14 青木宣篤 プロトン +1:07.535 18 2
15 ケニー・ロバーツJr. スズキ +1:09.055 19 1
16 アンドリュー・ピット カワサキ +1:11.533 22
17 コーリン・エドワーズ アプリリア +1:27.583 13
18 芹沢太麻樹 モリワキ +1:33.001 23
19 ダビド・デ・ヘア セイバー・V4 +1 Lap 24
Ret ギャリー・マッコイ カワサキ 棄権 21
Ret ジェレミー・マクウィリアムス プロトン 棄権 17
Ret カルロス・チェカ ヤマハ 棄権 7
Ret ジョン・ホプキンス スズキ 棄権 16
Ret クリス・バーンズ ROC[要曖昧さ回避]ヤマハ 棄権 26
Ret トロイ・ベイリス ドゥカティ 棄権 10
DSQ 玉田誠 ホンダ 危険行為 2



「2003年のパシフィックグランプリ (ロードレース)」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「2003年のパシフィックグランプリ (ロードレース)」の関連用語

2003年のパシフィックグランプリ (ロードレース)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



2003年のパシフィックグランプリ (ロードレース)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの2003年のパシフィックグランプリ (ロードレース) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS