流し 流しの概要

流し

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/05 05:44 UTC 版)

昭和初期、演歌師は場末の夜店や縁日を借りて細々と余命を保っていたが、街頭でヴァイオリンを切々と弾きながら歌う方針を改め、カフェなどで流すようになった。また、唄本は売られていたが、演奏と歌が主流となってギターやアコーディオンなどが使われ、2、3人組で演奏するようになった。そして、夜の街酒場で店を移動する(「流し」て歩く)楽師になったことから、「流し」という呼称が定着した[1]。なお、別の業種でも客を求めて移動する者は「流し」と呼称される[2]


  1. ^ 菊池清麿『昭和演歌の歴史』p.82欄外
  2. ^ "流し". デジタル大辞泉. コトバンクより2020年12月28日閲覧
  3. ^ a b c 菊池清麿『昭和演歌の歴史』p.82
  4. ^ 遠藤実プロフィール 遠藤実記念館オフィシャルサイト


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