毎月分配型投資信託
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/31 08:20 UTC 版)
推奨される投資スタイル
無分配ファンドと同様に、相場下落時に購入して相場上昇時に売却することで利益が得られる。しかし、そうであるならば、無分配の良質なファンドを購入すれば事足りる。しかも、毎月分配型の商品は運用に必要な経費が高く、利益が得られにくい。事実上、一般投資家にとって、毎月分配ファンドを選ぶメリットは皆無である。ただし、投資家でなく相場に疎い一般人は、相場の急変に対応できないので自動的に損切と利益確定をするので、毎月分配型ファンドも選択肢に入るが、それでもけっして推奨される商品ではない。なお、商品の選択によってはいわゆるラップファンド(複数の投資信託を組み合わせたファンド。組み入れ銘柄自体の手数料に加え、ファンドの維持手数料も取られる)よりは利益が取れる。
脚注
- ^ セゾン投信 アライアンス・バーンスタイン特集
- ^ グローバル・ソブリン・オープン(毎月分配型)
- ^ ニュースポストセブン お化け投信「グロソブ」 5兆7000億円から2兆2000億円消滅
- ^ ダイヤモンドオンライングロソブが12年ぶりに首位から陥落!いま、投資家に一番人気はあのファンド!
- ^ 毎日新聞2017年1月18日 毎月分配型投信元本取り崩し相次ぐ
- ^ フィデリティ・USリート・ファンド B(為替ヘッジなし) /フィデリティ投信株式会社
- ^ "投信分配金引き下げ 運用難、「毎月型」見直し相次ぐ". 日本経済新聞 2016年7月4日公開
- ^ マイインデックス リスクvsリターン表 過去20年の実績
- 1 毎月分配型投資信託とは
- 2 毎月分配型投資信託の概要
- 3 デメリット
- 4 推奨される投資スタイル
毎月分配型投資信託と同じ種類の言葉
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