東京卍リベンジャーズ 用語

東京卍リベンジャーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/12 18:26 UTC 版)

用語

タイムリープ
武道が持つ時間遡行能力。トリガーである直人と握手し未来を変えたいと願うことで12年前の武道の意識と記憶が現代の武道と入れ替わり、12年前の直人と握手することで現代の武道の中に帰還する。帰還した際はタイムリープ先で過ごした期間と同じ時間が経過した上で、武道と直人の記憶以外が過去の武道の行動による改変が起きた歴史に置き換わるが、新たな歴史の12年間で何が起きたかの記憶はない(そのため、帰還の度に武道が新たな12年間で何があったかを確認するパートが挿入される)。タイムリープ先の過去と現在は同じ速さで時間経過しているため、再度タイムリープすると「帰還した時点から現代で過ごした時間が経過した時点」へ移動し、以前のタイムリープでの出来事を「無かったこと」にすることはできない。しかし、タイムリーパーがリープ先で死亡の危機に陥った場合は、その限りではないらしく、トリガーの意思で生きてほしいと願うと、特定の年数を追加でタイムリープできるようになり、以前のタイムリープでの出来事を「無かったこと」にすることが可能になる。その際、トリガーであるはずの万次郎が10年前にタイムリープしているが、詳細は不明。
9回目のタイムリープで日向を救うという願いが成就されたため、その後の現代で直人と握手してもタイムリープが起きなかったが、直人がトリガーとしての役目を終えたのに武道が10回目のタイムリープを果たしていることから、武道が握手した対象の願いを受信することで特定の年月[注 4]にタイムリープすることが稀咲死亡後の新章で判明する。10回目のタイムリープ後は特定の人物が持っていた物に触れるとその人物におきる最悪の出来事がビジョンとなって予知されるようになった。
元々は「最初の世界線」で名もなきホームレスが前のタイムリーパーを殺害して手に入れたものを真一郎がそのホームレスを殺害して入手したものである。なお、使用者の意思で他者への譲渡が可能であり、真一郎が万次郎を救う目的を果たした後に、小学校時代の武道と出会いタイムリープ能力を譲渡している。
武道、真一郎ともに生命の危機に陥った事がきっかけで能力が発現している。
S62世代
イザナ、武藤、灰谷兄弟、望月、斑目が5年前に少年院で出会った昭和62年世代の6人の少年達で天竺の幹部。どの人物も不良の頂点に君臨できる実力を持ち合わせており、極悪の世代とも言われている。出所後は全員が関東各地でチームを作り、しのぎを削るように争っていた。実際に昭和62年生まれなのはイザナ、武藤、蘭の3人だけで残る3人は昭和63年生まれである。イザナが黒龍を引退し、一線を退いてからは武藤は東京卍會に入るなど、鳴りを潜めていたが、聖夜決戦編後にてイザナが天竺を作ったことで全員が再び集結した。「関東事変」後は、イザナに加え武藤は死亡、灰谷兄弟、望月、斑目は「六破羅単代」の幹部に名を連ねていた。その後の現代では灰谷兄弟と望月は「梵天」の幹部に名を連ねるが、斑目の10年前の過去以降に安否不明となる。
「新たな世界線」では「天竺」のメンバーとして「東京卍會」と対峙し、誰も死亡することもなく、東卍傘下に下ることとなった。その後の現代では、イザナはNPO法人の理事、灰谷兄弟はクラブの経営、残る3人は鶴蝶と共に恵まれない孤児たちのためのボランティアと別々の道を歩んでいる。
魁戦(さきがけせん)
"S62世代"が使用していた戦い方。各チーム代表者一名を指名し、その後全面戦争する戦い方で魁戦で勝利したチームは士気が上がる。
梵天(ぼんてん)
「関東事変」後の現代に存在している日本最大の犯罪組織。首領:佐野 万次郎、ナンバー2:三途 春千夜、ナンバー3:鶴蝶、相談役:明司 武臣の他、幹部:灰谷 蘭、灰谷 竜胆、望月 莞爾、九井 一が在籍。賭博、詐欺、売春、殺人どんな犯罪でも裏には「梵天」がいるといわれており、警察でも内情を把握できないほど。過去を変える前の「東京卍會」と同じ。2018年3月時点では抗争が続いており一般人にも被害が及ぶなどの残虐性を潜んでいる。万次郎、武臣以外は「天竺」の元メンバーで首領と幹部たちはイザナのピアスの刺青を体のどこかに入れている(万次郎は首、灰谷兄弟は喉、九井は編み込み)。
10年前の過去では「梵天」という暴走族は存在しておらず、三天と呼ばれていた「関東卍會」が「三天戦争」後に「六破羅単代」を吸収合併したが、「梵天」幹部の中にこの場にいなかったとされていた斑目 獅音、荒師 慶三、今牛 若狭が「関東卍會」に入隊したことにより「関東卍會」を母体に「六破羅単代」と「梵」を吸収合併した犯罪組織であることが「三天戦争」後の最終章で判明した。
黒い衝動
万次郎の中に潜んでいたもう1人の万次郎で、万次郎が闇落ちするきっかけとなった存在。万次郎本人とは異なり、人を殺すことを何とも思わないなどの冷酷非道な性格をしている。その正体は「最初の世界線」でホームレスが真一郎にかけた呪いそのものであり、羽宮も真一郎を殺害する際に黒い衝動に陥っていたことが判明する。後に寺野も黒い衝動持ちであることが判明するが、「新たな世界線」での寺野の状況からして万次郎のものとは事情が違う模様。

  1. ^ 2021年12月に鈴木が不祥事を起こしたことや、短期休業をしたことなどによる声優交代。BD BOXに収録される第1期に関しても福西によって再収録が行われ、2022年7月以降の再放送やWeb配信においても差し替えられた音源が使用される[21]。2022年6月19日には先行して、YouTubeにて公開されていたミニアニメ「ちびりべ」が福西の声に差し替えられたものに変更された。
  2. ^ ナホヤの通称である「スマイリー」とソウヤの通称である「アングリー」はラーメンのメニューにも表れており、白トンコツの「スマイリー」は色に反して激辛、対して黒トンコツの「アングリー」は見た目の割にやさしい味になっている。
  3. ^ 喧嘩には弱いが、精神的に強くなった武道も該当。
  4. ^ 直人なら12年前、万次郎なら10年前になる。
  5. ^ 第2期以降の参加企業は、ポニーキャニオン、講談社サミーAT-X毎日放送ウルトラスーパーピクチャーズSTUDIO MAUSU
  6. ^ 中国本土を除く。
  7. ^ 実写版のパート2ではタクヤを演じた田川が芸能界を引退しているため登場しない[188]
  8. ^ a b テレビ大分を除く。
  9. ^ a b 放送局の詳細は土曜プレミアム#ネット局を参照。
  10. ^ 当初は4月2日・3日公演も予定にあったが、公演関係者に新型コロナウイルス感染症の陽性が確認され、中止になった[203]





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