愛の戦士レインボーマン (アニメ) 死ね死ね団

愛の戦士レインボーマン (アニメ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/19 05:08 UTC 版)

死ね死ね団

自分の星で悪の限りを尽くした宇宙の犯罪者・ドンゴロスが地球征服のために作った秘密結社。優れた科学力を持ち、謎の島の本部から殺人集団や、改造人間のデスノイド、巨大ロボのデビルメカを発進させて、テロ活動を行う。

帝王ドンゴロス
謎の星出身の宇宙人で、緑色の爬虫類の様な肌と白髪を持つ。地球人より遥かに長命で、超能力を持つ。自分の星で悪の限りを尽くしたが、平和を愛する者たちにより、操縦設備を外された宇宙船に閉じ込められて宇宙に流刑にされたが、宇宙船が地球にたどり着く。
その超能力を利用して、時の権力者を操り、世界中で戦乱を巻き起こしていた。戦乱を巻き起こすことで地球の文明を発展させ、やがては科学者を集めて宇宙船を作らせ、自身を追放した星に戻って、復讐を遂げることが目的であったが、戦乱によって多くの人々を苦しめたため、聖者ダイバダッタに討伐された。しかし死ぬことはなく、石の棺に超能力を奪われた形で閉じ込められていたが、ダイバダッタの寿命が尽きて念力が切れたことで封印が解けて復活した。ミスターKに命令を下すが、一般の団員の前には姿を現さない。
ミスターK
死ね死ね団の司令官で、人間の首領である。特撮版と異なり、日本人に恨みを持っている訳ではなく、組織の司令官である理由等は特に説明されなかった。度重なるレインボーマンへの敗北と、幹部が全て倒されたことの責任を取ってデビルメカに融合しレインボーマンと戦うが、敗死する。
フェアリ・ロゼ
初代幹部。ミスターKの命令を受けて、デビルメカ、デスノイド、戦闘員を率いて様々なテロ活動や、地球征服のための活動を行う。
デビルメカとレインボーセブンの戦いに巻き込まれて、海に転落し、一度は死亡するが、タケシに救われ、人工呼吸で救われる。
記憶喪失のふりをして病院に入院するが、一度心臓が止まったことで死亡したと扱われ、死ね死ね団には見捨てられるが、タケシの献身的な看護に心を打たれ、タケシ=レインボーマンの事実を知ると、命を投げうってそのピンチを救い死亡する。
ドクトル・ギルマ
デビルメカやデスノイドを開発した科学者。
ハインツ少佐
2代目幹部。ナチス高官風の男性。戦闘指揮を得意にしており、自ら現場で戦闘員を率いてレインボーマンと戦ったり、テロ活動をすることが多かった。タケシの妹・ジュンを捕らえて尋問し、タケシ=レインボーマンであることを突き止めるが、直後にデビルメカの爆発に巻き込まれて死亡し、ミスターKに伝えることはできなかった。
パステル・プチ
ハインツ少佐の元婚約者。最後の女性幹部。自分が日本で活動中にも関わらず日本を吹き飛ばす威力のあるミサイルを死ね死ね団が発射したことから、死ね死ね団を裏切りレインボーマンのピンチを救って死んでいった。
デスノイド
一般的な特撮番組における怪人で、サイボーク化された戦闘員。レインボーマンとも互角に戦える戦闘能力を持つ。
戦闘員
特撮版の死ね死ね団の戦闘員とは異なったデザインの戦闘服を着ていた。レインボーマンと戦えるほどの力はなく、集団で襲い掛かっても格闘だけで倒されることが多い。
デビルメカ
死ね死ね団のメイン戦力。団員が融合することで完成・稼働するが、任務完了すると自爆され、融合した団員はそのまま運命を共にする。しかし、デビルメカへの融合者に任命されることは死ね死ね団では名誉なことらしい。
所謂巨大ロボであるが、必ずしも人間の形はしていない。

注釈

  1. ^ 7化身が「レインボー、合身」のコールと共に額のシンボルに吸い込まれるイメージ。
  2. ^ ダッシュ1=右脚、ダッシュ2=右腕、ダッシュ3=左腕、ダッシュ4=腰部、ダッシュ5=胸部、ダッシュ6=左脚、ダッシュ7=頭部。
  3. ^ ダッシュ7が顔の前で両腕を交差させ「おん ぎゃぎゃのう さんはんばば さらこく」と唱える。

出典

  1. ^ a b 特撮秘宝3 2016.
  2. ^ ノンクレジットだがメカニックデザインも岡迫が担当。
  3. ^ キングレコード発売のシングル盤(K06S-3043)ジャケットの著作権表記より。
  4. ^ 「全国放映リスト」『アニメージュ』1982年12月号、徳間書店、102 - 103頁。 
  5. ^ 日刊スポーツ』(7版)1982年10月10日付朝刊、テレビ欄。
  6. ^ a b c 福島民報』1982年10月10日付朝刊、テレビ欄。
  7. ^ 『日刊スポーツ』(7版)1982年10月16日付朝刊、テレビ欄。
  8. ^ a b c d e f 『レインボーマン ダイヤモンドアイ コンドールマン大全 70´川内康範ヒーローの世界』 岩佐陽一・編、2002年、双葉社、103頁。
  9. ^ 『レインボーマン大全』105頁。
  10. ^ 『小学館のテレビ名作 愛の戦士レインボーマン・3』小学館、1983年、28-29頁。
  11. ^ 『小学館のテレビ名作・3』 30-31頁。
  12. ^ 『小学館のテレビ名作・3』 22頁。
  13. ^ 『小学館のテレビ名作・3』 23頁。
  14. ^ 『愛の戦士レインボーマンBGM集』キングレコード、1983年、解説書。
  15. ^ 『小学館のテレビ名作・3』 24頁。
  16. ^ 『レインボーマン大全』 104-105頁。





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