安斎肇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/17 18:25 UTC 版)
遅刻癖
「空耳アワー」では定番ネタになるほど遅刻や作品制作の納期遅れが有名である。ネット検索でも、安斎肇と入力すると予測ワードとして「遅刻」と続いて出てきたこともあったという[10]。
遅刻の原因として、本人が心理カウンセラーに相談したところ、「完全主義者的な傾向があり、一つのことをやり始めるとある程度区切りが付くまでやめられない、本人的にはものすごく慌てているが区切りがつくまでやってしまう」と言われ「時間通りに来れたら自分にご褒美しなさい」とも言われたことから、その後遅刻は減ったという[6]。安斎本人も「身支度しながら、テレビで色々気になることが出始めたりするからその過程で遅れていってしまう」とも話している[11]。遅刻癖が出始めた原因として、親がとても過保護であり、子供の頃学校に行く前にくしゃみをしたら時間が無いのに改めて厚着をさせられ、中学時代も時間がないのに母親に「朝に一杯のお茶は一日の難を逃れるから飲んでから行きなさい」といつも言われていたから、と話している[10]。
かつて役所相手にデザインの仕事をしていたとき、作品制作の遅れが原因で裁判沙汰になりそうになったこともあった[10]。またあまり遅刻し過ぎることから「何分遅れます」と正確な遅刻情報を相手に伝えていたということもあった[11]。
かつてデザイン会社に勤めていた頃、師匠がいないとできないという仕事をしていたが、その師匠はいつも午後12時ぐらいの出社で、安斎は10時に出社しなければいけなかったが、2時間待つのは無駄と思い、準備時間の30分込みで勝手に11時30分出社に変えさせていたとのことで「これは会社のためでも僕のためでもある」と思っていたという。また、桑沢デザイン研究所で学んでいたときも担任に「学校というのは自分で学ぶところであるから、学びたくないのなら来なくていい。その代わりにその間、何を学んだか報告してください。それならば全部出席にします」と言われ、「なんだ行かなくて良いんだ」と感動すら覚えたという[11]。
- ^ a b c d e f 安齋肇: PROFILE
- ^ 眠りの迷宮に住む男たち 2007-12-13-THU ほぼ日刊イトイ新聞
- ^ 渋谷パルコで安齋肇さん還暦博覧会「anzai expo 60」-幼少期の作品も 2013年05月16日 シブヤ経済新聞
- ^ anzai expo 60 PARCO MUSEUM パルコアート.com 2013年 パルコミュージアム
- ^ 1993年7月23日当日の毎日新聞などのテレビ欄より。
- ^ a b “ゲストは・・・安齋肇さん”. 坂本美雨のディア・フレンズ(TOKYO FM)番組公式サイト. 2015年3月3日閲覧。
- ^ DVD『みうらじゅん&安齋肇の新・勝手に観光協会 和歌山県編 ディレクターズカット』(ポニーキャニオン)など各県編より
- ^ a b No.111 イラストレーター・アートディレクター「安齋 肇」 | サッカーを愛して止まないあの人の『ゆめのはなし』 I DREAM スルガ銀行
- ^ “コンプレックス文化論第八回「遅刻」(3/3)”. CINRA.NET. 2015年3月3日閲覧。
- ^ a b c “コンプレックス文化論第八回「遅刻」(1/3)”. CINRA.NET. 2015年3月3日閲覧。
- ^ a b c “コンプレックス文化論第八回「遅刻」(2/3)”. CINRA.NET. 2015年3月3日閲覧。
- ^ “前野健太が主演映画「変態だ」で不倫バンドマンに、原作はみうらじゅんで監督は安齋肇”. 音楽ナタリー. (2016年6月28日) 2016年6月29日閲覧。
- ^ TBSドラマ「重版出来!」現場レポート 2016年5月10日号
- ^ “錦鯉の半生描く『泳げ!ニシキゴイ』長谷川家キャスト発表 坂井真紀&シソンヌじろうが両親役”. ORICON NEWS. oricon ME (2022年7月8日). 2022年7月8日閲覧。
- ^ “幽白×モンストCMで、萬田久子、みうらじゅん、安齋肇が戸愚呂ファミリーに”. コミックナタリー. (2017年5月2日) 2017年8月14日閲覧。
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