奥華子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/14 19:27 UTC 版)
エピソード
- 『笑って笑って』
- 2007年3月11日、創立133年の歴史に幕を閉じた大分県日田市立花月小学校の閉校式の際に同校の現役最後の歌として唄われた。その際撮影された映像のDVDが奥に送られ、映像を観た奥が感動、同年9月29日に児童たちとのコラボレーションコンサートを行った。同校の卒業生を始めとする関係者を中心に約800人の観客が詰めかけた。
- 2009年3月24日、創立134年の歴史に幕を閉じた長崎県五島市立蕨小学校および蕨中学校の閉校式の際に、記念DVDに『笑って笑って』のBGM使用を打診された奥が「子供たちのためにできることをしたい」と自費で現地へ駆けつけ、児童たちと一緒に歌った。
- 『ちい散歩』(テレビ朝日)2009年7月度のエンディングテーマとして使用された。CDジャケットの挿絵は地井武男が描いている。
- 『サンストリート亀戸』
- 2016年3月末に18年の歴史を閉じた本施設で、誕生日である3月20日に『奥華子 presents サンストリート亀戸、今までありがとう!ラストライブ』を行なった。誕生日にライブを開催できたのはサンストリート亀戸側の計らいで「3月20日は空けてあります」と奥に連絡が入ったという。
- 奥華子にとって、この商業施設でのフリーライブは特別なものであるという。2016年3月20日に行なわれた『サンストリート亀戸 18年間ありがとう ラストライブ』で本人が語ったところによると、この施設でライブを行なうには本来ならオーディションを受けて合格しなければならないというが、担当者が「フジヨシ」という音楽プロデューサーであり、このプロデューサーがかつて間接的な形ではあるものの、奥のライブに関わっていたため、奥のことを知っていた。その縁故によりオーディション無しでライブを行なえるようになったと語っている。そのような経緯からサンストリート亀戸では30回以上に亘ってライブを行なったといい、非常に思い入れのある会場であると本人が語っている。なお、奥は「亀戸」に引っ掛け、この施設でのトリ曲は必ず『自由のカメ』にしていた。
- その他
- 「太郎」という兄がいる。日本では名前の記入例などで男性を「太郎」、女性を「花子」と表記することが多いが、兄が「太郎」であるのに対して奥が「華子」であるため、兄妹共々非常に日本的な名前であることで知られる。このことは公式ブログなどにも記載している。
- 2017年11月には阿久悠が生前に作詞したままお蔵入りになっていた未発表詞に曲を付けることとなり、『黄昏のアンニュイ』を発表したが、実は奥と阿久は直接の接点は無いものの、間接的に繋がりや共通点がある。奥の父親が阿久と同じ中学の出身で学年が2つ違い(奥の父親が2学年下)。かつ、阿久の長男の名前が「太郎」で奥の兄と同名である[21]。さらに、阿久は娘が生まれたら「花子」と名付ける予定だったといい、奥とも同名になる予定だったという[22]。
- 『時をかける少女』で楽曲『ガーネット』を起用されたことが縁で、監督の細田守およびスタジオ地図とは現在も交流が在り、ライブを開催する時には細田及びスタジオ地図から花輪が贈呈されることもある。なお、奥が 『奥華子 10周年ありがとう!弾き語り全曲LIVE』のコンサート中のMCで語ったところによると、「細田作品の新作が完成すると優先的に試写に招待され、公開前に試写させてもらっている」という。
- 元乃木坂46の大園桃子は生配信番組乃木坂46時間TVで「変わらないもの」をカバーし披露をしている。さらに卒業後も自身のYouTubeチャンネルで「ガーネット」をカバーし配信している[23]。
注釈
出典
- ^ “【奥華子】プロフィール(年齢・ツイッター・映画・ドラマ) - エキサイトニュース”. 2020年8月1日閲覧。
- ^ 昭和54年3月20日で1歳になった時の記念写真が公開されているため、逆算すると昭和53年(1978年)生まれであることが解かる。
- ^ 奥華子 30日弾き語りライブ中止を発表 1カ月前から体調不良続き肺炎と診断「すぐに改善は難しい」 スポニチアネックス、2022年9月22日閲覧
- ^ “ナタリー「Power Push」奥華子”. ナタリー. ナターシャ (2010年3月17日). 2013年4月10日閲覧。
- ^ 本人が公式発表した内容によると、この芸能活動休止期間は新曲の創作やボイストレーニングはおろか、ピアノに触ることすら無かったとのこと。
- ^ 公式twitter 2022年9月27日 午前10:31 閲覧。
- ^ 奥華子 30日弾き語りライブ中止を発表 1カ月前から体調不良続き肺炎と診断「すぐに改善は難しい」 スポニチAnnex、2022年9月27日 午前10:58 閲覧。
- ^ “On Air Report ゲストは…奥華子さん”. ディアフレンズ - TOKYO FM 80.0MHz - 坂本美雨. 2017年3月13日閲覧。
- ^ “有名人が語る男前の条件「奥華子」”. インライフ. 2010年10月13日閲覧。
- ^ 奥本人は開催するつもりで当日会場に居り、開演時間になっても観客が1人も居ないため、酷く困惑したという。
- ^ 奥華子、2012年第1弾シングル発売決定! - レコード新聞社 2011年10月16日
- ^ “奥華子2年ぶりシングル「冬花火」で片思いのリアル歌う”. 音楽ナタリー. (2013年11月28日) 2013年11月30日閲覧。
- ^ “奥華子、新曲「君がくれた夏」リリース日をサプライズ発表”. BARKS. (2014年12月27日) 2014年12月28日閲覧。
- ^ “奥華子、動画再生1500万回超えの名作失恋ソングが10年の時を経てシングル化”. BARKS. (2014年4月23日) 2015年4月26日閲覧。
- ^ “奥華子、2月の両A面シングル「キミの花 / 最後のキス」詳細発表”. 音楽ナタリー. (2017年1月12日) 2017年1月23日閲覧。
- ^ “奥華子、新アルバム「君と僕の道」&全国48カ所ツアー”. 音楽ナタリー. (2014年2月13日) 2014年2月21日閲覧。
- ^ “奥華子、アルバム『KASUMISOU』は提供曲セルフカヴァー含む12曲入り。全国ツアー詳細も発表”. BARKS. (2019年2月15日) 2019年2月26日閲覧。
- ^ “奥華子が楽曲を手掛けた映画「殺さない彼と死なない彼女」のオリジナルサウンドトラック”. ORICON NEWS
- ^ “デビュー15周年記念「奥華子 ALL TIME BEST」特設ページ”. 奥華子 OFFICIAL WEBSITE
- ^ “★NEW★サンリオピューロランドコラボ楽曲「願い」好評配信リリース中! 好評につき「ミラクリュージョン★Happiness」館内放送延長決定!”. 奥華子OFFICIAL WEBSITE. 2018年5月1日閲覧。
- ^ 阿久悠メモリアル・ソングス 公式ブログ 2017年11月14日閲覧
- ^ 公式ブログには記載が無いが、パーソナリティを務めるラジオ番組で奥本人が語っている。
- ^ (日本語) ガーネット - 奥華子(大園桃子) 2022年12月3日閲覧。
- ^ 『千葉県出身の二人とのコラボレーションで沿線地域を盛り上げる! まもなく新京成電鉄の駅構内放送が「シンガーソングライター奥華子さんと俳優濱田龍臣さん 」に変わります 聞き逃しにはご注意ください♫』(PDF)(プレスリリース)新京成電鉄、2020年3月25日。 オリジナルの2020年3月28日時点におけるアーカイブ 。2020年5月5日閲覧。
固有名詞の分類
- 奥華子のページへのリンク