四次函数 四次函数の概要

四次函数

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/12 02:30 UTC 版)

3つの極値を持つ四次多項式関数のグラフ

と表される。特別の場合として、x2 の二次関数:

複二次関数 (biquadratic function)[注 1]と呼ぶ。

四次関数 f(x) の零点(x切片)は四次方程式

の解である。また、四次関数の導関数三次関数になる。

四次関数は偶数次の多項式関数だから、変数を正の無限大 +∞ に近づける極限でも、負の無限大 −∞ に近づける極限でも、ともに等しい極限を持つ。この極限は、最高次の係数 a が正ならば、正の無限大となり、従ってその四次関数は(大域的な)最小値を持つ。同じように、a が負ならば負の無限大へ発散し、(大域的な)最大値を持つ。


参照

  1. ^ a b biquadratic function という語は、四次関数の意味でも複二次式の意味でも使われるため紛らわしい。


「四次函数」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「四次函数」の関連用語

四次函数のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



四次函数のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの四次函数 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS