仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ 世界設定・用語

仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/28 04:58 UTC 版)

世界設定・用語

NEVERネバー
本作品が初出となる用語で、作中では以下の2つの事柄を指して用いられる。
生物兵器
正式名称「NECRO-OVERネクロオーバー」。細胞維持酵素などの化学薬品とクローニング技術を駆使した死亡確定個体復環術によって、死者が蘇生した存在である。
身体能力は生前の数倍に増幅され、通常兵器を一切受け付けない高い耐久性と驚異的な再生能力を持ち、さらに死に対する恐怖心も喪失する。ドライバー・コネクタを介してのガイアメモリの使用も可能となっている。
一方で新陳代謝が無く肉体的に成長しない点や、徐々に生前の記憶や人間性が失われる点、それに定期的な細胞維持酵素の注入を怠ったり、細胞分解酵素を注入されたり、肉体の許容限界を越えるダメージを受けた場合は消滅してしまう点など、欠点や弱点も存在する。
開発者はプロフェッサー・マリアで、その危険性ゆえに一時は封印されていたが、一人息子である克己の死を切っ掛けに、財団Xの投資によって研究を再開し完成に漕ぎ着けた。後に能力の多様性の点でガイアメモリに劣ると判断され、投資対象から外された。
傭兵集団
本作品における最大の敵にして、世界各国で傭兵として破壊活動を行っている凶悪な国際的な傭兵集団。ネクロオーバーの研究資金を得ると共に、本来の目的たるネクロオーバーの実戦調整を兼ねて、傭兵としての活動を行ってきた。
財団Xから離反した大道母子によって結成され、リーダーである克己自身がメンバーを見出し現在の構成になった。メンバー全員がネクロオーバーであり、高度な格闘術・銃火器の扱いに長けた戦いのプロフェッショナルでもある。
林檎を突き刺さした剣に、それを取り囲む4匹の蛇の図柄がエンブレムとして用いられている。林檎は禁断の実で、それに突き刺さっている剣が克己を、4匹の蛇がメンバー4人をそれぞれ指しているとされる[52]
エクスビッカー
NEVERの最終兵器であるマルチマキシマムドライブシステム。装填された26本のT2ガイアメモリを同時にドライブさせ、それによって生じた巨大なガイアフォースをエターナルウェーブに転換、瞬時に人間をネクロオーバーに変える屍化光線を放つ特殊光線兵器となっている[53]。開発にはミュージアムから財団Xへの報告書に添付されていた、エクストリーム理論の資料が基となっている。
風都タワーをNEVERが占拠したのもこのシステムを使用するためで、設置するにあたりタワーも一部が改造されている。また「地球の本棚」を持つフィリップは、T2メモリと併せてこのシステムを起動させる重要な制御装置[53]であり、そのためにT2メモリを収集しさらにフィリップを拉致している。しかしシステムに組み込まれたフィリップが反撃に転じたことにより、逆にエターナルメモリをハッキングされてエターナルレクイエムを無効化されるという事態を招いてしまった。
財団X
テレビシリーズにも登場する闇の組織。死の商人としての側面も持ち合わせており、かつてはNEVERのスポンサーでもあった。物語冒頭では下記の輸送機でT2ガイアメモリを財団本部へ移送していたが、その途上で克己の強襲に遭いエターナルメモリを奪取され、残りも風都全土に飛散するという事態に見舞われてしまう。
財団X輸送機
財団Xの保有する輸送機。外観はAH-64D アパッチ・ロングボウであるが、機内は一般的なヘリコプターに準じたものとなっている。本作品の他にも、『仮面ライダーエターナル』や『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』などにも登場。
国際特務調査機関
NEVERのような世界規模で悪事を行う国際犯罪者の追跡や確保を任務とする機関。膨大なコネクションを有する。

注釈

  1. ^ a b c d e ノンクレジット
  2. ^ デジタル3D版では次回作『MOVIE大戦CORE』の予告映像が割愛されており、その分の時間を3Dメガネの使用説明に充当している。
  3. ^ 『ユニバーサル・ソルジャー』に関しては、本作品以降に制作されたVシネマ『仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーエターナル』のストーリーの下敷きとしても挙げられている[13]
  4. ^ その点やネクロオーバーになった経緯などから、作中ではデータ人間であるフィリップを「兄弟」と呼んでいる。
  5. ^ 当初は回想シーンでも台本上ではオカマであったが、本番前に刺されて死んだことで目覚めたということとなった[24][20]
  6. ^ 本人曰く「レディーに対して最大の侮辱」らしい。
  7. ^ そのようにNEVERのメンバーは判断したが、実際には存命している。
  8. ^ 『エターナル』ではビレッジへの襲撃の際に発言。
  9. ^ 本作品が初出の仮面ライダージョーカーも含む。
  10. ^ 雑誌『仮面ライダーマガジン Summer'10』では「最強・最終の姿」[26]、『公式読本』では「(プロデューサーの塚田のオファーで作成した)映画の山場で出てくる最強形態」[27]、雑誌『ハイパーホビー』2010年10月号では「究極の姿」[要ページ番号]、『超全集』では「最強のフォーム」[28]、『平成仮面ライダー 完全超百科』では「最強進化形態」[29]とそれぞれ形容されている。
  11. ^ デザイン発注段階での色は青に指定されていたが、トリガーメモリやトリガー・ドーパントと被るために変更された[32]
  12. ^ 同作品のオーディオコメンタリーによると、WのCJXに相当する形態であると言及されている。
  13. ^ 「ブルーフレア」の呼称が設定される前は単に「最強形態」と呼称されていた。
  14. ^ 表面に描かれている「E」のイニシャルや、ドライバーやエターナルエッジ装填時などのエフェクト・放出されるエネルギーは黄色。
  15. ^ 劇中では光球を破壊され、着弾しなかったため効果が不明だったが『仮面ライダーW 超全集』にて判明[44]
  16. ^ メモリの元となる地球の記憶について記述。
  17. ^ 仮面ライダーエターナルがメモリを挿入するスロットの箇所である。
  18. ^ ただし各種マキシマムドライブ発動時は「エターナルエッジ」となる。
  19. ^ 大道克己(少年期)も担当[注釈 1]
  20. ^ ダミー・ドーパントが変身したもの。
  21. ^ 橋渡竜馬演じるタソガレによる変身[62]

出典

  1. ^ 2010年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
  2. ^ ビクター・JVC、2D映像の3Dリアルタイム変換技術が東映映画『仮面ライダーW』等に採用”. RBB TODAY. 2010年7月26日閲覧。
  3. ^ a b c d e 公式読本 2010, p. 77, 「W DIRECTOR INTERVIEW_02 坂本浩一」
  4. ^ a b 公式読本 2010, pp. 18–22, 「SPECIAL W CROSS TALK 塚田英明×三条陸」
  5. ^ 映画ランキング - goo 映画”. 2011年6月17日閲覧。
  6. ^ “仮面ライダーW:坂本浩一監督が菅田将暉との撮影秘話披露 劇場版が「みんなで応援したい映画」1位に”. MANTANWEB (MANTAN). (2019年2月16日). https://mantan-web.jp/article/20190216dog00m200056000c.html 2019年2月17日閲覧。 
  7. ^ a b c 超全集 2011, p. 130.
  8. ^ a b c パンフレット 2010
  9. ^ a b パンフレット 2010, 「SPECIAL INTERVIEW 運命に導かれて 仮面ライダーW キャスト&スタッフインタビュー 菅田将暉×桐山漣」
  10. ^ 坂本浩一 2018, p. 81, 東映編 仮面ライダーW(ダブル).
  11. ^ 坂本浩一 2018, pp. 79–80, 東映編 仮面ライダーW(ダブル).
  12. ^ a b 坂本浩一 2018, p. 80, 東映編 仮面ライダーW(ダブル).
  13. ^ 坂本浩一全仕事 2018, p. 88, 東映編 仮面ライダーW(ダブル).
  14. ^ 坂本浩一 2018, pp. 251–252, 東映編 仮面ライダーエグゼイド.
  15. ^ オリジナルビデオ『仮面ライダーエターナル』より。
  16. ^ a b キャラクターブック2 2010, pp. 18–19, 「松岡充×渡辺淳/対談」
  17. ^ a b キャラクターブック2 2010, pp. 16–17, 「松岡充/インタビュー」
  18. ^ [1]
  19. ^ [2]
  20. ^ a b c d e 公式解体新書続 2011, pp. 42–49
  21. ^ a b パンフレット 2010, 「SPECIAL INTERVIEW 運命に導かれて 仮面ライダーW キャスト&スタッフインタビュー 須藤元気」
  22. ^ 超辞典 2011, p. 798.
  23. ^ a b c BD『仮面ライダーエターナル』封入特典「鳴海探偵事務所調査報告書」15。
  24. ^ a b c 公式解体新書続 2011, p. 38
  25. ^ a b c 超全集 2011, p. 131.
  26. ^ 小野浩一郎 編「『仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』現場密着」『仮面ライダーマガジン Summer'10』講談社〈講談社MOOK〉、2010年8月7日、21頁。ISBN 978-4-06-379461-8。雑誌 64202-39。 
  27. ^ 公式読本 2010, p. 141.
  28. ^ 超全集 2011, p. 126.
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  30. ^ a b 特写R 2018, p. 50.
  31. ^ 超全集 2011, p. 127.
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  39. ^ 超辞典 2011, p. 176.
  40. ^ a b c d 特写R 2018, p. 75.
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  43. ^ a b c OPF 184 2018, p. 12.
  44. ^ 超全集 2011, p. 128.
  45. ^ a b c d e 公式読本 2010, pp. 154–155, 「W CREATURE DESIGN LABO 47-54」
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  47. ^ 超辞典 2011, p. 625.
  48. ^ 「付録冊子」『宇宙船』 vol.132、9頁。 
  49. ^ 超辞典 2011, p. 555.
  50. ^ ディレクターズカット版より。
  51. ^ 超全集 2011, pp. 132–133.
  52. ^ 東映ヒーローMAXVol,34 48-51頁掲載『Nのはじまり / 血と夢』より。
  53. ^ a b 超全集 2011, p. 133.
  54. ^ a b c d e f g h i j k l エンドロールより。
  55. ^ a b 公式読本 2010, pp. 106–107, 「W ACTION INTERVIEW_01 高岩成二」
  56. ^ a b 仮面俳優列伝 2014, pp. 123–131, 「第3章 平成世代が立つ仮面闘争の最前線 11 渡辺淳(東映ヒーローMAX vol.36掲載)」
  57. ^ 公式読本 2010, p. 44, 「W CAST TALK_01 桐山漣」
  58. ^ 公式読本 2010, pp. 110–111, 「W ACTION INTERVIEW_03 渡辺淳」
  59. ^ 超全集 2011, p. 157.
  60. ^ 伊藤教人”. 劇団BRATS Official Web Site. 2011年5月7日閲覧。
  61. ^ 「仮面ライダージオウ」松岡充演じる大道克己 / 仮面ライダーエターナルが復活(コメントあり)”. 映画ナタリー. 2019年7月24日閲覧。
  62. ^ ダークライダーに変身するハンドレッド3幹部! そして仮面ライダーレジェンド降臨だ!”. TELEMAGA.net. 講談社コクリコ (2024年4月28日). 2024年4月28日閲覧。
  63. ^ 『仮面ライダービヨジェネ』にスーパー1、ZOらレジェンド登場 王蛇やエターナルなどダークライダーも”. ORICON NEWS. oricon ME (2021年11月24日). 2022年10月25日閲覧。

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