モンティ・ホール問題
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モンティ・ホール問題(モンティ・ホールもんだい、英: Monty Hall problem)とは、確率論の問題で、ベイズの定理における事後確率、あるいは主観確率の例題の一つとなっている。モンティ・ホール(Monty Hall, 本名:Monte Halperin)が司会者を務めるアメリカのゲームショー番組、「Let's make a deal[注釈 1]」の中で行われたゲームに関する論争に由来する。一種の心理トリックになっており、確率論から導かれる結果を説明されても、なお納得しない者が少なくないことから、モンティ・ホール・ジレンマ、モンティ・ホール・パラドックスとも称される。「直感で正しいと思える解答と、論理的に正しい解答が異なる問題」の適例とされる。
注釈
出典
- ^ ムロディナウ 2009, p. 71
- ^ サヴァント 2002, pp. 5–16
- ^ サヴァント 2002, pp. 183ff
- ^ 小林厚子「確率判断の認知心理(1)」(PDF)『東京成徳大学研究紀要』第5号、東京成徳大学、1998年、pp. 89-100、 オリジナルの2017年11月10日時点におけるアーカイブ。
- ^ 小林厚子「確率判断の認知心理(2)」(PDF)『東京成徳大学研究紀要』第6号、東京成徳大学、1999年、pp. 137-146、 オリジナルの2020年11月15日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b c 英語版(22:38, 4 July 2010)
- 1 モンティ・ホール問題とは
- 2 モンティ・ホール問題の概要
- 3 概要
- 4 直感と理論の乖離
- 5 計算
- 6 変形問題
- 7 数学
- 8 脚注
- 9 外部リンク
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