メガロード-01
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/07 15:17 UTC 版)
その他の作品での設定
ゲーム
『超時空要塞マクロスVO』(2001年発売)においては、完成したばかりの「メガロード-02」が太陽系外縁部に旅立つ前に地球圏の騒乱にバルキリー隊を搭載した母艦として駆り出されている。作中設定ではトランスフォーメーションからの主砲発射が可能。また「メガロード-02」「メガロード-03」の生産に関わったとされる複合企業体ルミナスグループの私設軍隊イルミナシオンが秘密裏にマクロス級戦艦「バルバトス」を擁しており、バルバトスには試作の全方位バリアが搭載されている。
『超時空要塞マクロス トゥルーラブソング』(2000年発売)においては、西暦2043年に第2次以降の超長距離移民船団の中核となるメガロード級同型艦「オーディーンIV」が護衛艦隊とともに処女航海へと出る。その帰途に何者かの工作によるフォールド・システムの暴走により、やむなく座標計算を行う間もなく緊急避難的にフォールドを行うが、当初の航路からは26光年も離れた座標にデフォールドしたため、当初の移民の目的を中止し、地球への帰還を目指す。デザインはリファイン後の移民船型ではなく、宮武版をベースにした要塞艦型である。
小説
小太刀右京の短編小説「マクロスF カブキ・ウォーバード」(2009年『マクロスエース vol.003』に掲載、『マクロスF フロンティア・メモリーズ』に収録)には、メガロード級「オーディーンII」が登場する。指揮官はバッキーニ提督。艦載機はVF-4GライトニングIII。超長距離移民任務終了後の2040年、既知宙域で単独の移民任務についていたところ、所属不明機の攻撃を受ける。艦載機を撃墜され、逃れるために惑星セフィーラへ緊急フォールドしたところ、重力制御バランサーが故障し惑星に墜落しそうになるが、すんでのところで救助される。
注釈
出典
- ^ a b c 『マクロス・パーフェクト・メモリー』みのり書房、1983年、150頁。
- ^ 「メカニックシート SDF-2 メガロード」『マクロス・クロニクル No.14』 ウィーヴ、2009年、5頁。
- ^ 「テクノロジーシート 移民船」『マクロス・クロニクル No.09』ウィーヴ、2008年、26頁。
- ^ a b c ゲーム『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』初回特典「リン・ミンメイのさよならメッセージカード」バンダイビジュアル、1997年。
- ^ a b 「メカニックシート SDF-2 メガロード」『マクロス・クロニクル No.14』ウィーヴ、2009年、6頁。
- ^ a b c d e f g h 「短期集中連載第3回 Dr.チバの、とってもくわしい! マクロス世界史講座」『アニメージュ』1996年1月号、徳間書店、56頁。
- ^ a b c 河森正治「マクロス年表」『マクロス・パーフェクト・メモリー』54 - 55頁。
- ^ 『月刊ニュータイプ 2016年6月号』、KADOKAWA、2016年、25頁。
- ^ 「テクノロジーシート 移民船」『マクロス・クロニクル No.33』ウィーヴ、2009年、23頁。
- ^ 河森正治「ルーツ・オブ マクロス」『マクロス・パーフェクト・メモリー』みのり書房、1983年、233頁。
- ^ 3頁「マクロスタイムズ」復刊1号。
- ^ 「短期集中連載第3回 Dr.チバの、とってもくわしい! マクロス世界史講座」『アニメージュ』1996年1月号、徳間書店、57頁。
- ^ Blu-ray Disc / DVD『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!! / 劇場短編マクロスF 〜時の迷宮〜 特装限定版』ブックレット、バンダイナムコフィルムワークス、2022年、39頁。
- ^ 『Robotech: The Macross Saga』第36巻「To the Star」コミコ・ザ・コミックカンパニー、1989年、27頁 - 28頁。
- ^ コンパニオン・ストーリー「Mars Base 1」ワイルドストーム (Wildstorm) 、27頁 - 29頁。
- 1 メガロード-01とは
- 2 メガロード-01の概要
- 3 設定の変遷
- 4 その他の作品での設定
- 5 『ロボテック』版
- 6 脚注
固有名詞の分類
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