フィリピン 文化

フィリピン

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文化

ミス・ユニバース2015で優勝したピア・アロンゾ・ウォルツバック英語版。フィリピンポストの記念切手になった。

ミス・コンテストが地域に根付いており、学校単位でのミス&ミスター・コンテストや全国単位でのミス・コンテストが盛んである。ミス・ユニバースのフィリピン代表は3回優勝している。

食文化

フィリピンは国際捕鯨委員会 (IWC) を脱退しており、現在でも食用に捕鯨を行っている。

文学

フィリピンの初の近代小説はペドロ・パルテノ英語版による『ニノイ英語版』(スペイン語: Nínay1885年)によって幕を開き、そのすぐ後にスペイン語で書いた二作の小説、『ノリ・メ・タンヘレ英語版』(1886年)と『エル・フィリブステリスモ英語版』(1891年)でスペインによるフィリピン植民地支配を告発したホセ・リサールが現れた[77]米比戦争によって20世紀初頭にアメリカ合衆国に併合された後、公教育を通じて英語が教えられると、1925年頃から英語による作品が書かれるようになり、また、1939年にフィリピン作家連盟が結成されている[78]。他方、20世紀前半の現地語による文学は大衆娯楽小説が主であり、第二次世界大戦中の日本占領期にタガログ語創作が奨励されたものの、第二次世界大戦終結後は再び英語が文学語として重視されるようになった[78]

20世紀後半の文学は英語、タガログ語、その他のフィリピン地方言語などの様々な現地語で書かれた[79]。著名な作家としては、『二つのへそを持つ女英語版』(1961年)でフィリピン人のアイデンティを題材にしたニック・ホアキンや、英語で『ロザレス物語英語版』五部作(en:Po-on (novel)en:The Pretenders (novel)en:My Brother, My Executioneren:Mass (novel)en:Tree (novel))、『エルミタ英語版』などを著しフィリピン近現代史を題材にしたF・シオニル・ホセ、タガログ語で『マニラ 光る爪タガログ語版英語版 (Maynila: Sa Mga Kuko ng Liwanag)』(1968年)を書いたエドガルド・M・レイエスらの名が挙げられる[80](後に映画化された『en:Mga Kwento ni Lola Basyang』)。

スポーツ

フィリピン武術(エスクリマまたはカリ、アーニスと呼ばれる)がフィリピンの国技である。他にも地方や種族によって様々な武術がある。徒手空拳術と武器操作術のバランスに優れたフィリピンの武術は実戦的であるとして評価が高く、各国の軍人や警察官のほか、他の武芸・格闘技の使い手や映画俳優などにも愛好者が多い。

スポーツでは、室内競技であるバスケットボールボクシングビリヤードバドミントンなどが人気を集めている。特にバスケットボールは、アジアで初めてのプロリーグであり、NBAに次ぐ歴史を持つフィリピンプロバスケットボールリーグ (PBA) を立ち上げ、国民的人気を誇る。また、ワールドカップ(旧:男子世界選手権)でのフィリピン代表は1954年にアジア最高位の3位の記録がある。

ボクシングビリヤードは世界チャンピオンを多く輩出している。「アジアの怪物」と呼ばれているボクサーマニー・パッキャオや、ビリヤードエフレン・レイズなどはその世界では伝説的である。パッキャオの世界的活躍は彼を祖国の英雄へと押し上げ、後に続くフィリピン人ボクサーの米国での成功や世界的評価の急上昇という好循環を齎している。

その他、チアリーディングバドミントンバレーボール、ソフトボール、ゴルフテニスなども人気がある。空手なども行われており、ボクシングを含めて格闘技が盛んである。熱帯性の気候から、激しい運動を伴う屋外スポーツ競技は、あまり人気がない。

世界遺産

フィリピン国内には、ユネスコ世界遺産リストに登録された文化遺産が3件、自然遺産が3件存在する。

祝祭日

日付 日本語表記 タガログ語表記 備考
1月1日 元日 Araw ng Bagong Taon
1月1日 (旧暦)旧暦 旧正月 Araw ng Bagong Taon ng mag Tsino 移動祝日
2月25日 エドゥサ革命記念日 Araw ng EDSA Revolution コラソン・アキノフィリピン大統領に就任した日
復活祭直前の木曜日 聖木曜日 Huwebes Santo この日から日曜日まで連休になる。この期間を使って、出身地に帰省する人々が多く、バスターミナル空港は大混雑になる。移動祝日
復活祭直前の金曜日 聖金曜日 Biyernes Santo 移動祝日
復活祭直前の土曜日 聖土曜日 Sabado de Gloria 移動祝日
復活祭主日の日曜日 復活祭 Linggo ng Pagkabuhay キリスト教の主日。移動祝日
4月9日 勇者の日タガログ語版英語版 Araw ng Kagitingan バターン死の行進の日
5月1日 メーデー Araw ng Manggagawa
6月12日 独立記念日 Araw ng Kalayaan 革命軍の最高指導者アギナルド将軍が、フィリピン独立を宣言した日
8月21日 ニノイ・アキノの日 Araw ni Ninoy Aquino ベニグノ・アキノ・ジュニアがマニラ国際空港暗殺された日
8月最終日曜日 英雄の日 Araw ng mag Bayani
11月1日 万聖節 Todos los Santos/Undas 家族で故人の墓へ行き、故人を偲びつつ、皆が墓の前で飲んだり食べたりする日
ヒジュラ暦9月の最終日 ラマダーンの末 Eid al-Fitr ムスリムにとって、日中の断食が終了する重要な大祭「イド・アル=フィトル」である
11月30日 ボニファシオの日 Araw ni Andres Bonifacio アンドレ・ボニファシオ誕生日
12月25日 クリスマス Araw ng Pasko/Notsebuwena キリスト教徒主日
12月30日 リサールの日 Araw ni Jose Rizal ホセ・リサールが処刑された日
12月31日 大晦日 Medyanotse



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  23. ^ 行政各部だけでなく地方自治まで管理するなど
  24. ^ 1934年に憲法制定議会を招集し憲法草案を起草(共和政体の権利章典を含む憲法)、アメリカ合衆国憲法の影響が大きかった。1943年の日本軍占領下に第二共和政を組織する1943年憲法が制定されたが、1946年7月独立時に35年憲法に復帰
  25. ^ 戒厳令下では政権の永続化が可能であり、大統領権限の飛躍的強化がなされた。
  26. ^ 35年憲法改正の準備は196年代の後半から本格化し、1970年11月の憲法制定会議代議員選挙で320名選出される。
  27. ^ この憲法の節は、片山裕「憲法」/ 大野拓司・寺田勇文編著『現代フィリピンを知るための60章』明石書店 2001年 140-144ページを参照した
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  30. ^ この節は、片山裕「国軍」/ 大野拓司・寺田勇文編著『現代フィリピンを知るための60章』明石書店 2001年 167-170ページを参照した。
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  39. ^ タガログ語で「ぼろきれ」という意味もある
  40. ^ この節は川中豪「地方政治」/ 大野拓司・寺田勇文編著『現代フィリピンを知るための60章』明石書店 2001年 161-166ページを参照した。
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