ピンポン野球
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/26 14:10 UTC 版)
ルール
野球と同様、2つのチームが攻撃と守備を交互に繰り返して勝敗を競う。
ピッチャーはキャッチャーに向かってボールを投げ、バッターはそれを打ち返す。
- 基本的なカウント
- 基本的なカウントの仕方は4ボール・3ストライク・3アウト交代である。
- 投手の投球が打者の身体に当たった場合は1ボールとなる。
- バッターは基本走塁無し。
- ピッチャーからキャッチャーまでの距離
- 10.5m
- その他のルール
- フェア/ファウルの分岐点は、一塁打線とファウルフラインの交点。
- ファウルライン上の打球はフェア(野球と同じ)。
- 各ヒットライン及び各バントライン上の打球は、打者から見て遠い方のゾーンに入っているものとみなす。
- ファンブルした球がファウル側にバウンドしても、1バウンドルールを適用する。
- 補給位置の判断は、守備選手の体の位置ではなく、補給したボールの位置で行う(野球と同じ)。
安打の数え方(日本ウィッフルボール協会採用ルール)
前述のとおり、必ずしも走塁は求められない。フライの打球が1塁打エリア(12から14m)に落ちた場合は安打、2塁打エリア(14から18m)に落ちた場合は二塁打となり、3塁打エリア(18から20m)、フェンスに当たった場合は三塁打、フェンスより外に落ちた場合は、本塁打としてカウントする。
アウトになる場合
アウトとしてカウントされるのは、「空振り/見逃し三振の場合」・「ファウルライン、フェアラインでフライの打球を取った場合」・「ゴロの打球を、直接フェアライン上で捕球した場合」の3つである。
試合形式
- 攻撃側 → 相手投手が投げた球を打って、所定のエリアまで打球を飛ばすことによって出塁・得点を得る。
- 守備側 → 投手はKゾーンに向かってボールを投げる、相手に得点を与えないように打者をアウトにする。
- カウントの仕方や、3つアウトを取れば攻撃に移れる点など、野球と同様の部分もある。
チーム編成(登録人数)
1チームは約4 - 9人の選手で構成される。
投手含めフィールドプレーヤーは4人であり、指名打者は5人まで出場させることができる。
- フィールド内人数
- ピッチャー+キャッチャー+レフト+ライト
- ^ “透明ランナー、魔球…ピンポン野球が人気 大会開催へ | ページ 1 | カナコロ”. kanaloco.jp/. 2019年11月2日閲覧。
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