バレーボール・ワールドグランプリ バレーボール・ワールドグランプリの概要

バレーボール・ワールドグランプリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/08 22:13 UTC 版)

FIVBバレーボール・ワールドグランプリ
開始年 1993
終了年 2017
主催 国際バレーボール連盟
チーム数 32チーム
前回優勝 ブラジル (12回目)
最多優勝 ブラジル (12回)
公式サイト
FIVB
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男子部門大会であるワールドリーグを参考として1993年に創設された大会であり、女子バレーボール選手の国際経験の充実化と、テレビ放送によるバレーボールの普及・振興を目的としている。開始当初はユニリーバ社が冠協賛し、「LUX CUP ワールドグランプリ」として行われていた。

毎年夏季(7月から8月頃)に世界のバレーボール強豪32(2010年までは12、2011・2012年は16・2013年は20・2014・2015・2016年は28)チームが参加して、主にアジア地区を会場に試合が行われる。

大会は「予選ラウンド」と「決勝ラウンド」の2部構成である。

2018年からはバレーボールネーションズリーグに模様替えするため、2017年大会を以て終了となった[1]

2014年の競技方式

28チーム[2]

予選ラウンド

予選ラウンドは28チームを実力別に、上位12チームによる「プールA~I」と、中位8チームによる「プールJ~O」、下位8チームによる「プールP~S」の3組に分ける。

  • 「グループA~I」は12か国をさらに4チームずつ3組(開催地3か国・3都市)に分け、それぞれ1回ずつの総当たりを3週間にわたり行う。決勝大会への進出はホスト国(日本)を除く全9試合終了時の上位4チームとする。(日本は無条件で決勝大会進出)
  • 「プールJ~O」は8か国をさらに4チームずつ2組(開催都市2か国・2都市)に分け、それぞれ1回ずつの総当たりを3週間にわたり行い、全日程終了後「ファイナル4」を行う。ファイナル4はホスト国のポーランド、およびそれ以外は全9試合終了時の上位3チームによりトーナメントを行い、優勝チームが決勝大会進出。
  • 「プールP~S」は8か国をさらに4チームずつ2組(開催都市2か国・2都市)に分け、それぞれ1回ずつの総当たりを2週間にわたり行い、全日程終了後「ファイナル4」を行う。ファイナル4はホスト国のブルガリア、およびそれ以外は全6試合終了時の上位3チームによりトーナメントを行う。なおプールP~Sについては成績に関係なく決勝大会の進出はできない。
※いずれも全参加国との総当たりではない。
決勝ラウンド
  • 出場国 予選大会の成績により、開催国・日本と、プールA~Iのうち日本を除く上位4チーム、プールJ~Oのファイナル4優勝国を加えた6か国。
  • 試合方式 6か国によって、1回戦総当たりを行い順位を決める。[3]

2013年の競技方式

参加チーム数は20か国で以下の通り競技が行われる。

予選ラウンド
予選ラウンドは3週間にわたって、毎週末に参加20か国を4か国ずつ5組に分けて各組の総当たり(合計9試合)をこなす。組み分けは毎週変える。各チームは9試合戦うため20チームすべてと対戦することはない。また組み合わせによって同じ国と2回対戦する場合もある
各グループごと(4か国×5組)の順位も決定するが、決勝ラウンド進出国は、決勝ラウンド開催国と予選ラウンドの成績上位5か国の6チームとなる。
決勝ラウンド
決勝ラウンド開催国と、それを除く予選ラウンド上位5か国による1回戦総当たりによって順位を決定する。



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