バイカルチャー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/10/28 00:42 UTC 版)
複数の社会文化に適用している、という意味で使われることが多い。これは、「バイリンガル」という、複数の言語を操れる、というコンセプトと大きく違う点がある。それはバイリンガルであってもモノカルチャー(一つの社会文化にしか適応していない)である可能性がある点である。
一般に高いレベルで「バイリンガル」と考えられている人のイメージ(例えば「国際人」のイメージ)は、実は「バイリンガル、かつバイカルチャー」な人なのである。
外国語、特に英語を習うにあたって、コミュニケーションを取るには言語を扱えるようにするのみならず、社会文化的対応力も考えながら学ぶべきである、という結論になる。
インターナショナルスクール出身で日本人と米国人の両親を持つ著者、櫛田健児著の『バイカルチャーと日本人:英語力プラスαを探る』では、この様な分析がされている。
参考文献
- 櫛田健児『バイカルチャーと日本人(2006/04)』 (ISBN 9784121502124)
- 大矢タカヤス『バイカルチャーものがたり(1997/03)』 (ISBN 9784890391387)
関連項目
外部リンク
- Kenji Kushida(『バイカルチャーと日本人』著者のホームページ)
- 1 バイカルチャーとは
- 2 バイカルチャーの概要
バイカルチャーと同じ種類の言葉
- バイカルチャーのページへのリンク