ナガシマスカ ナガシマスカの概要

ナガシマスカ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/12 09:46 UTC 版)

ナガシマスカの招き猫

概要

4人乗りの円形ボート、通称「タライブネ」が高所まで巻き上げられ、水路を流れていくというラフティング型ウォーターアトラクション。円形ボートタイプのウォーターアトラクションで巻き上げ装置があるのは日本初登場となる。また、様々な水の仕掛けも用意されている。

コースは前半が高所に設置された水路を流れていく。巻き上げが終わると、急な傾斜を滑り下りて水路に入る。二重螺旋の「うずまきすべり台」、2つの段差を下る「こぶこぶすべり台」、大きな渦巻きに吸い込まれるような「うずまきの滝」がある。

後半は池の上を流れていく。お社の前には大きな金のマイクがあり、ここで「お手を拝借、ヨーッ、ポン、ポン」という声に合わせて2回拍手を打つと、大きさによって金の招き猫の前でかかる水の量が変化する。最後には金のタライから水を浴びてゴールとなる(これらの仕掛けは後述のリニューアルで廃止された)。

「恋愛成就のアトラクション」とされている。水路の水には御利益があり、水がかかればかかるほど体の厄が落とされ、恋愛が成就するという設定がされている。

シンボルは金箔を約4000枚使用した高さ10m(雄)と8.65m(雌)の夫婦の招き猫、通称「お猫様」。恋愛成就という設定から、雄の左手と雌の右手は赤いひもで結ばれている。この招き猫には裏表に顔があり、表側は穏やかな表情をしているが、裏側は大口を開けて叫んでいるような表情になっている。なお、この招き猫は日本招猫倶楽部より、世界最大の招き猫ペアとして認定された。

2019年7月20日より、リニューアルされ「ナガシマスカ ~水ましですか~」と副題が付いた。主に後半の池の部分が変更され、池の中やお猫様の口から水が噴き出るようになったり(なお、これらの仕掛けによる水は乗客にかからないようになっている)、乗り場手前の橋から濃いミストが出る仕掛けが追加された。他には以下の点が変更された。

  • 待ち列に設置されているモニターから流れる映像の変更(世界各地から水が噴き出たというニュース番組のパロディ)。
  • 絶叫優先券専用入口の変更(通常入口向かって左側の通路。リニューアル前の専用入口は出口に変更)。
  • 乗り場の荷物ロッカーを待ち列側に移設。
  • 従来の出口を廃止し、アトラクションを利用しなくてもお猫様の前まで行けるようになった。

トラブル

  • 2008年8月5日午後7時20分頃、乗客3人を乗せた円形ボートが地上18メートルの巻き上げリフト頂上付近で停止。 同日夕方の雷雨が電気系統に影響を及ぼし、リフト頂上付近でボート位置を確認するセンサーが誤作動を起こした事が原因。 センサーを交換し、翌日から運転を再開した。



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