ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー 概要

ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/17 15:30 UTC 版)

概要

ゲーム中に登場するモンスターを育成するRPGであるドラゴンクエストモンスターズシリーズの第4作。タイトルロゴには暗めの色が多用され、従来のデザインの "DRAGON QUEST" ロゴではなく、略称の "DQM" が大きく書かれたロゴとなり、スピンオフ企画の要素を強く打ち出している。

前作とは違い、シナリオ&ゲームデザイン/ゼネラルプロデューサーに堀井雄二を起用し、キャラクター・デザイン鳥山明、音楽すぎやまこういちと、久々のドラゴンクエストシリーズの"黄金トリオ"での製作となっており、堀井によると本作での手応え(携帯機でも十分に楽しめる完成度、PlayStation 2より少ない開発費と開発期間)が、『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』をニンテンドーDSで製作する事の決め手になったという。出荷本数は前作の60万本の3倍以上となる190万本を記録している(2009年9月末時点)。

本作より、呪文の系統や種類が大幅に整理されており、属性の変更や新たな魔法が多数投入されたと同時に、ドラゴンクエスト第1作から存在したギラ系や、ゲームボーイ時代にバランスを指摘されたビッグバン、パルプンテなどが削除されている(呪文についての詳細はドラゴンクエストシリーズの呪文体系を参照)。

また、本作からドラゴンクエストシリーズで初めてインターネット対応をした初めての作品である。

2007年2月1日から2月14日の期間で、すれちがいバトル特別データとしてDSステーションとのすれちがい通信で「レオパルド」「トロデ」などの隠しモンスターが入手できるサービスを展開した。

TGS2007にて「日本ゲーム大賞2007」の優秀賞に選ばれた。

2010年4月28日には、続編である『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2』が発売された。


  1. ^ ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー
  2. ^ 名前は自由に付けられる。スクリーンショットでは「ジョーカー」となっている。
  3. ^ スペディオ=スペード、グラブゾン=クラブ、ガルハート=ハート、ディアノーグ=ダイヤ、キングスペーディオ=スペードのK(キング)、クインガルハート=ハートのQ(クイーン)、グラブゾンジャック=クラブのJ(ジャック)、ディアノーグエース=ダイヤのA(エース)、JOKER=ジョーカー






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