コンレイの石棺 コンレイの石棺の概要

コンレイの石棺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/12/30 04:19 UTC 版)

コンレイの石棺

概要

アルコロン州オレイ集落(旧名:コンレイ)にある遺跡で、当集落の酋長集会場に石棺がぽつんと置かれている[1]パラオ語では「Tet el Bad」という。

全長77(約233センチ)、幅22寸(約66センチ)の長方形の棺で、4箇所に突起物がある屋根型のが付いている。1939年(昭和14年)に土方久功が石棺の調査したところ、中には人骨と思われる骨片が散乱していた。鑑定の結果、この墓の主は一人の老女と見られている。

土方の発掘後、この石棺はコロールの南洋庁物産陳列所に運ばれ、陳列されていたが、現在では元の位置に戻されている。

2004年8月26日、この遺跡はユネスコ世界遺産暫定リストに、文化遺産として追加された[1]

参考文献

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