コウボウシバ 保護の状況

コウボウシバ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/11 06:21 UTC 版)

保護の状況

環境省のレッドデータブックには取り上げられていない[15]。東京都で準絶滅危惧、熊本県と沖縄県で絶滅危惧I類に指定されている。

この種そのものは比較的各地で普通に見られるため、特に指定しない地域が多いと思われる。しかし本種が海岸砂浜特有のものであり、海岸線の開発などで脅かされがちな環境と言える。開発工事などによる減少を危惧する声[16]はあり、本種が主となる群落を絶滅危惧に指定している地域がかなりある。

参考文献

  • 大橋広好他編、『改定新版 日本の野生植物 1 ソテツ科~カヤツリグサ科』、(2015)、平凡社
  • 勝山輝男 (2015)『日本のスゲ 増補改訂版』(文一総合出版)
  • 星野卓二他、『日本カヤツリグサ科植物図譜』、(2011)、平凡社
  • 牧野富太郎原著、『新分類 牧野日本植物図鑑』、(2017)、北隆館
  • 星野卓二他、『岡山県カヤツリグサ科植物図譜(I) 岡山県スゲ属植物図譜』、(2002)、山陽新聞社
  • 中西弘樹、『日本の海岸植物図鑑』、(2018)、トンボ出版

  1. ^ 以下、主として星野他(2011),p.506
  2. ^ 大橋他(2015),p.335
  3. ^ 勝山(2015)は「ほとんど生じない」としている。
  4. ^ 大橋他(2015),p.335
  5. ^ 星野他(2002),p.216
  6. ^ 勝山(2015),p.14
  7. ^ 牧野原著(2017),p.367
  8. ^ 大橋他編(2015),p.335
  9. ^ 勝山(2015),p.360
  10. ^ 中西(2018)p.28
  11. ^ 牧野原著(2017),p.367
  12. ^ この段、中西(2018),p.28
  13. ^ 勝山(2015),p.358
  14. ^ 勝山(2015),p.360
  15. ^ 日本のレッドデータ検索システム[1]2019/08/12閲覧
  16. ^ 星野他(2002),p.216


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