カラフル (2010年の映画)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/10 17:43 UTC 版)
登場人物
- 小林真 / 〈ぼく〉
- 声 - 冨澤風斗
- 本作の主人公。前世で罪を犯していた魂で、人生を再挑戦する機会を与えられ、自殺を図って死んだばかりの中学3年生・小林真の体に入り込んで蘇る。
- 自殺する前の真は美術部に所属しており、絵を描くことだけは好きなものの、勉強もスポーツも苦手で人一倍コンプレックスが強かった。学業成績はクラス内で最下位。
- 佐野唱子
- 声 - 宮﨑あおい
- 真のクラスメイトの少女。昔の真に思いを寄せており、真の様子が変わったことに気づく。
- 桑原ひろか
- 声 - 南明奈
- 真が憧れる少女で、同じ中学の2年生。美人で真にも天真爛漫な振舞いを見せるなど社交的だが、 高価な物を買う金銭欲しさに援助交際に手を染めている。
- プラプラ
- 声 - まいける
- 少年の姿をした人生再チャレンジのガイドを務める天使で、関西弁を話す[注釈 6]。
- 真以外の人間には視認できず声も聞こえないが、動物とは触れ合っている描写がある。
- 早乙女
- 声 - 入江甚儀
- 真のクラスメイト。真との関わりはなかったが、とあるきっかけから真と友好関係を築き、共に同じ高校を目標にし、受験勉強に励むようになる。学業成績はクラス内で最下位から二番目。
- 真の他に親しい友人がいるかは不明だが、誰にでも対等に接する人物。
- 卓球部に所属しており、受験勉強を始める前までは部活に熱中していた。
- 沢田先生
- 声 - 藤原啓治
- 真の担任教師。
- 校長先生
- 声 - 納谷六朗
- 真の通う中学校の校長。
- 小林満
- 声 - 中尾明慶
- 高校3年生の真の兄。成績が良い反面、皮肉屋で口数が少なく、真とも幼少期は兄弟仲は良かったが現在は冷え切っている。しかし弟を思う気持ちは失っておらず、真が一度死んだ際に悔やむ素振りを見せたり、真が集団暴行に遭って行方が分からなくなった際には、いち早く真の行きそうな場所を当たり、第一発見者となった。
- 真の件で途中で進路を考え直し、医学部を受験するため一年浪人することを決意する。
- 真の母
- 声 - 麻生久美子
- 真の母親。フラメンコ教室教師と不倫をしていた。
- 真の父
- 声 - 高橋克実
- 真の父親。普通のサラリーマンで家庭での存在感は薄い。
- まお
- 声 - 林愛夏
- 駄菓子屋の子供
- 声 - 矢島晶子、真柴摩利
- 医師
- 声 - 田中秀幸
- 看護師
- 声 - 新千恵子
- 「ごめんそうろう」の店員
- 声 - 渋谷茂
- クラスメイト
- 声 - 安達直人、今泉玲奈、上村祐翔、内田千晶、鵜澤正太郎、小幡真裕、小越勇輝、河口舞華、海鋒拓也、今野優月、田中雄士、高宗歩未、千葉翔也、黒葛原未有、三宅史、日高里菜、宮里駿、森彩音、横川貴大、吉田伊吹
注釈
- ^ アニメ映画化の企画は、サンライズの内田健二社長から原に提案されたもの[要出典]。
- ^ それにちなんで、公開前の2010年7月には「地元」の東京都市大学附属等々力中学校で在校生を対象とした試写会が開かれ、原監督やメインキャストが挨拶をおこなった。
- ^ 原はプライベートで付近を取材もしている。
- ^ 原作では自殺のきっかけになった出来事が起きたのは9月10日。
- ^ 2010年からみて、この曜日と日付の組み合わせで最も近い年は2008年であるが、作中では年代についての具体的な言及はない。
- ^ 原作では「優男」とされており、少年という設定はない。また話し方も、地上では天界よりぞんざいになるものの、関西弁ではない。なお、2000年に公開された実写映画版では関西出身の曽我廼家文童がプラプラを演じている。
出典
- ^ “麻生久美子が『カラフル』で声優デビュー 宮崎あおい、南明奈らと共演”. ORICON NEWS. オリコン (2010年6月2日). 2024年1月17日閲覧。
- ^ “「アラレちゃんメガネをかけました」宮崎あおいが中学生役を熱演”. チケットぴあニュース. ぴあ (2010年7月15日). 2024年1月17日閲覧。
- ^ a b “宮崎あおい、麻生久美子ら“カラフル”浴衣で笑顔の初日挨拶”. 映画.com. 株式会社エイガ・ドット・コム (2010年8月21日). 2024年1月17日閲覧。
- ^ a b c “原恵一監督 劇場新作はサンライズと 「カラフル」2010年公開目指す”. アニメ!アニメ! (2009年3月20日). 2010年7月15日閲覧。
- ^ a b c “宮崎あおい、アニメ映画「カラフル」で4年半ぶり声優に挑戦”. 映画.com. 株式会社エイガ・ドット・コム (2010年6月2日). 2024年1月17日閲覧。
- ^ “原恵一「バースデー・ワンダーランド」がアヌシーに出品決定、松岡茉優ら祝福”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2019年4月16日) 2024年1月18日閲覧。
- ^ “『借りぐらしのアリエッティ』 アニメーション・オブ・ザ・イヤーを受賞”. アニメ!アニメ!. イード (2011年3月2日). 2024年1月18日閲覧。
- ^ a b “豪華声優陣が300人の中学生の前でカラフルに勢揃い! 「カラフル」完成披露試写会”. 東宝 (2010年7月14日). 2010年7月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月17日閲覧。
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