エアーボット
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玩具
国内ではエアーボットはそれぞれ「C-50〜54」のナンバーを与えられて発売。単品販売の他にセット販売としてスペリオンが「C-55」で1986年4月に発売された。スクランブルシティ時期の主力商品として、スタントロン部隊のライバルに位置づけられた。当初は『ダイアクロン』の手足を自由に入れ替えられる合体ロボットのコンセプト「自在合体」[1]「スクランブル」[2]の一体として開発されていた。開発担当は大野光仁[1]。
C-50指揮官シルバーボルト、C-51航空戦略家スカイダイブ、C-52偵察員ファイアーボルト、C-53副官スリング、C-54戦士エアーライダー
シルバーボルトは玩具オリジナルの基地形態にも変形、国内版のみスプリングによるカタパルトを搭載。またメトロフレックスに接続可能。
『トランスフォーマー リターン・オブ・コンボイ』の時期に海外版がロボットポイントによる通信販売が行われた。
『トランスフォーマー G-2』では海外にて仕様変更品が発売された。
その他の玩具
- ウォッチボット
- 時計型玩具。ボタンを押すことにより液晶部分のスペリオンが立ち上がる。ナンバーは「W-2」。
- トランスフォーマーガム
- カバヤから発売。組み立て式の軟質プラ樹脂ミニプラモデル。シリーズ第3弾にラインナップ。シルバーボルトのみ発売された。
その他の作品に登場するエアーボット・スペリオン
ビーストウォーズシリーズ
- スリング/Sling
- ディメトロドンに変形するデストロン突撃兵。名前以外の共通点はない。
- シルバーボルト/Silverbolt
- ワシとオオカミのフューザーに変形するフューザー戦士。続編である『リターンズ』ではコンドルに変形する。G1のシルバーボルトにも通ずる、生真面目な性格の持ち主。
超ロボット生命体トランスフォーマー マイクロン伝説
トランスフォーマー スーパーリンク
- スペリオン/Superion Maximus
- デザインおよび玩具は新たに造形されたもの。アフターバーナー/Stormjetを中心にした戦闘機に変形するトランスフォーマーであるエアライダー/Treadshot、スリング/Skyshadow、スカイダイブ/Terradive、ファイヤーボルト/Windrazorの5人からなる。手足を入れ替えるスクランブル合体も可能。日本版ではエアーボットのメンバーの名称が流用されているが、前作『マイクロン伝説』にてシルバーボルトが登場したため、合体の中核を成すトランスフォーマーの名称がテックボットのメンバーに変更されている。
トランスフォーマー ユニバース
- スペリオン/Superion
- 『スーパーリンク』に登場するスペリオンの塗装変更品。日本未発売。
実写映画版
『Transformers 3:Dark of the Moon』のゲームにF/A-18(玩具ではF35)に変形するエアレイド/Air Raid、F16に変形するシルバーボルト/Silverbolt、F35に変形するブレイクアウェイ/Breakaway(実写シリーズオリジナルキャラクター)が登場。玩具では『ユニバース』で発売された物の流用品でユニバース同様日本未発売のスペリオンが登場。
- ^ a b 谷澤崇編「スタッフインタビュー 大野光仁」『トランスフォーマージェネレーション デラックス』ミリオン出版、2004年3月22日、ISBN 4-8130-1094-6、142頁。
- ^ 坂本章編「ROBOT IN DISGUISEを生み出した人々(1)」『戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー ファーストシリーズ・コンプリート』ジャイブ出版、2004年12月23日、ISBN 4-86176-036-4、120頁。
固有名詞の分類
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