エアーボット 玩具

エアーボット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/23 03:05 UTC 版)

玩具

国内ではエアーボットはそれぞれ「C-50〜54」のナンバーを与えられて発売。単品販売の他にセット販売としてスペリオンが「C-55」で1986年4月に発売された。スクランブルシティ時期の主力商品として、スタントロン部隊のライバルに位置づけられた。当初は『ダイアクロン』の手足を自由に入れ替えられる合体ロボットのコンセプト「自在合体」[1]「スクランブル」[2]の一体として開発されていた。開発担当は大野光仁[1]

C-50指揮官シルバーボルト、C-51航空戦略家スカイダイブ、C-52偵察員ファイアーボルト、C-53副官スリング、C-54戦士エアーライダー

シルバーボルトは玩具オリジナルの基地形態にも変形、国内版のみスプリングによるカタパルトを搭載。またメトロフレックスに接続可能。

トランスフォーマー リターン・オブ・コンボイ』の時期に海外版がロボットポイントによる通信販売が行われた。

トランスフォーマー G-2』では海外にて仕様変更品が発売された。

その他の玩具

ウォッチボット
時計型玩具。ボタンを押すことにより液晶部分のスペリオンが立ち上がる。ナンバーは「W-2」。
トランスフォーマーガム
カバヤから発売。組み立て式の軟質プラ樹脂ミニプラモデル。シリーズ第3弾にラインナップ。シルバーボルトのみ発売された。

その他の作品に登場するエアーボット・スペリオン

ビーストウォーズシリーズ

スリング/Sling
ディメトロドンに変形するデストロン突撃兵。名前以外の共通点はない。
シルバーボルト/Silverbolt
ワシオオカミのフューザーに変形するフューザー戦士。続編である『リターンズ』ではコンドルに変形する。G1のシルバーボルトにも通ずる、生真面目な性格の持ち主。

超ロボット生命体トランスフォーマー マイクロン伝説

シルバーボルト/Blurr
スーパーカーに変形。パートナーマイクロン・ターボとエヴォリューションすることにより、飛行形態に変形。

トランスフォーマー スーパーリンク

スペリオン/Superion Maximus
デザインおよび玩具は新たに造形されたもの。アフターバーナー/Stormjetを中心にした戦闘機に変形するトランスフォーマーであるエアライダー/Treadshotスリング/Skyshadowスカイダイブ/Terradiveファイヤーボルト/Windrazorの5人からなる。手足を入れ替えるスクランブル合体も可能。日本版ではエアーボットのメンバーの名称が流用されているが、前作『マイクロン伝説』にてシルバーボルトが登場したため、合体の中核を成すトランスフォーマーの名称がテックボットのメンバーに変更されている。

トランスフォーマー ユニバース

スペリオン/Superion
『スーパーリンク』に登場するスペリオンの塗装変更品。日本未発売。

実写映画版

『Transformers 3:Dark of the Moon』のゲームにF/A-18(玩具ではF35)に変形するエアレイド/Air RaidF16に変形するシルバーボルト/Silverbolt、F35に変形するブレイクアウェイ/Breakaway(実写シリーズオリジナルキャラクター)が登場。玩具では『ユニバース』で発売された物の流用品でユニバース同様日本未発売のスペリオンが登場。


  1. ^ a b 谷澤崇編「スタッフインタビュー 大野光仁」『トランスフォーマージェネレーション デラックス』ミリオン出版、2004年3月22日、ISBN 4-8130-1094-6、142頁。
  2. ^ 坂本章編「ROBOT IN DISGUISEを生み出した人々(1)」『戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー ファーストシリーズ・コンプリート』ジャイブ出版、2004年12月23日、ISBN 4-86176-036-4、120頁。


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