ウェブデザイン技能士
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/26 08:50 UTC 版)
取得後の称号
1級の合格者には厚生労働大臣より、2級及び3級の合格者にはインターネットスキル認定普及協会理事長より合格証書が交付され技能士を称することができ、名刺・ホームページ等への表示が可能となる。資格を表記する際には、「1級ウェブデザイン技能士」、「2級ウェブデザイン技能士」、「3級ウェブデザイン技能士」のように等級を明示する必要がある。等級の非表示、等級表示位置の誤り、職種名の省略・別名表示などは不可である。
なお、職業能力開発促進法により、ウェブデザイン技能士資格を持っていない者がウェブデザイン技能士を自称することは禁じられている。
ウェブデザイン技能検定委員
ウェブデザイン技能検定における試験科目およびその範囲の設定、改定、学科試験および実技試験の審査、採点等を職務として行う者をウェブデザイン技能検定委員(正式名称はウェブデザイン職種指定試験機関技能検定委員)という。 ウェブデザインについて大学以上の学校において学識経験を有する者や、事業所等の技術部門若しくは教育訓練部門の主任相当級以上の地位経験者、1級ウェブデザイン技能士で実務経験豊富な者などの中から指定試験機関であるインターネットスキル認定普及協会により選任される[2]。
合格率
- 平成25年度:2級:53.7%、3級:(1)69.6%、(2)47.4%
- 平成24年度:1級:29.5%、2級:40.4%、3級:(1)67.5%、(2)47.9%
- 平成23年度:1級:23%、2級:48%、3級:60%
- 平成21年度:1級:10%、2級:40%、3級:60%
- 平成19年度:3級:54%
出典
- ^ 技能検定試験に「ウェブデザイン」職種を追加(厚生労働省発表、2007年3月30日)
- ^ 選任基準|ウェブデザイン職種の指定試験機関技能検定委員について
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